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趣味(単車、旅etc・・・)、仕事、時事等々、独り言をつらつらと書き留めておきますか。

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モトグッチとは?

2006.11.30/Thu/15:11:29

 今日は朝から天気がよく、もしかしたら週間予報は外れるかもと淡い期待を抱いていたが、午後から予報通りの雪。
 この調子であれば、恐らく週末は予報通りの雪になりそうだ。天気予報は当たらなくて良い時ばかり当たる気がする。
 増して、日曜日は最高気温がマイナス1度。路面が凍結すればさすがに走れない。

 アウフヴィントのスペシャルサービス(小樽や苫小牧等のフェリー乗り場迄トランポで送迎)を使って、本州に走りに行くことでもなければ、今シーズン修了の鐘を鳴らされたような感じだ。

 ちなみに、このサービス。
 初めて聞いたときに、こんなサービスなんて需要あるのかと思ったが、毎年、コンスタントに利用者がいるらしい。
 まぁ、アウフのお客さんだからという事情もも多分にあるあるとは思うが。
 本当に走ることが好きな常連さんばかりなのだ。

 かく言う私も、今なら「利用してみようかな」という気持ちに少なからずさせるあたりが、モトグッチにハマった証なのだろうか。

 こんな状況なので、まだ今シーズンに乗る可能性がない訳ではないが、取りあえず、一般的には終了だろう。

 そういう訳で、MotoGuzzi V11 LeMans NeroCorsaとはどんなバイクだったかを私なりにまとめておこうと思う。
V11 NeroCorsa

 まずはエンジンだ。
 縦置きクランクのV型空冷2気筒を生産しているメーカーは現在、世界でモトグッチのみだ。
 以前、ホンダでもGL400/500(後にCXシリーズとしてモデルチェンジ)という水冷と空冷の違いはあるものの縦置きVツインが発売されていたが、現在では全て生産終了している。
PA0_0008.jpg

 この空冷Vツインは国産水冷4発と比べれば数値的なパワーは明らかに劣る。
 だが、伝わってくるパワー感そのものは決して劣ってはいない。
 パワー感というより力感という表現がぴったりな感じだが、馬力よりもトルクの強さが感覚的に数値以上のパワー感につながっていて不足する感覚は微塵もない。

 ヨーロピアンスタイルの空冷Vツインという括りでみると、ビューエル、MT-01が狭角、ドゥカティが90度で横置きクランク(一般的な形式))、モトグッチが90度、BMWが180度で縦置きクランクが代表的だろうか。

 ビューエルとMT-01には乗ったことも乗った知り合いも無いが、ハーレーとV11を乗り比べた人に聞くと、鼓動感的にはV11の方が強く感じるとのこと。

 ハーレーのエンジンは数値公表されていないので、詳細は判らないが、パワー測定した方のHPなどを見ると6000rpmくらいがピークだろうか?
 ビューエルも元はハーレーのエンジンだから特性的には似たものだろう。

 BMWやドゥカティはV11より軽やかに8000rpm以上回るが、逆に鼓動感には乏しい感じがする。

 モトグッチのエンジンは、低速域での鼓動感が強めで、これが5000rpmまで続くが、ここをピークに回転が整い始め6000rpm以上は力感を伴いながら軽やかに回り、それが、垂れることなく8000rpmまでスムーズに吹け上がる。

 スペックシートをチェックすると、67kw(91ps)/8200rpm
 タコメーター読み8000rpmで燃料カットするくせに、最高馬力は8200rpm!という何を考えているのかわからないイタリアンなエンジンだ。

 感覚的には、ハーレー(ビューエル)の低速域での鼓動感と、BMWの高回転域の気持ちよさが混じったそんな良いとこ取りなエンジンだ。
 このような、縦置きクランクのVツインにしないと、こういったフィーリングに出来ないのかどうかは判らないが、少なくともこの感覚が稀有な存在だろう。このエンジンだけでも買う価値があると思う。

 と言うより、モトグッチを買う人は間違いなくこのエンジンが好きなのだろう。

 次にシャシーはというと、こちらも尖ったところはないが、エンジンにマッチしてとても具合が良い。
 ポジションは、普段は前乗り高速域では後ろと、171cmと決して高くない身長でも自由度が比較的高く悪くない。
 欠点を上げるとすれば、乾燥で226kgもある車重だろうか。
 ただ、車重は軽快感を犠牲に安定感を高める効果もあり、クランクの関係かコーナーリングの軽快感は適度にあるので、狙った線と言えなくもない。

 最後にデザインだ。
 デザインは本当に格好良い。
 どうしてイタリア製のものはどれもこれもデザインが素晴らしいのだろう。
 これだけは、日本人やドイツ人が逆立ちしても勝てないような気がする。

 上手い表現が見あたらないのだが、スペックとか機能とかのカタログ性能はどうでもよく、乗って楽しいか楽しくないかという感性の部分を大事に仕上げたバイクという感じがする。

 もちろん、元は隼やR1に乗っていたのだから、単純にパワーやコーナリング性能など、数値的なものに拘りたい気持ちも少なからずあるし、実際、K1200Rなどはスペック的にも実物的にも良いバイクだと真に思う。

 だが、ツーリングから帰ってきて、直ぐに「さーて、次は何処へ行こうか?」と思わせるバイクはそうは多くあるまい。
 特に、ヨーロピアンの中でもツアラーではなくて、攻められるポジションを持ちながら、ツーリング最高というのは希有だろう。

 褒めてばかりでも仕方無いので、欠点を考えると、純正ライトの暗さ、シフトのフィーリング、故障の多さの3つが感じられる。

 だが、ライトはバルブの交換で対策出来るし、シフトフィーリングも褒められたものではないが、ちゃんと操作さえすれば特に問題はない。
 故障については良く聞くが、まだネロコルサでは発生していないので何ともいえないが、今からある程度は覚悟しているので、おそらくそれほど気にならないだろう。

 そうそう、燃料警告灯があった。このランプは残4Lになると点灯すると書いてあるが、実際には10L前後から点灯し始める。
 個体差なのかも知れないが、日本と異なりそれほどガソリンスタンドが多くないヨーロッパでは、残燃料で150km程度走れないのは問題なのかも知れないが、このランプが早めに点灯するのはあまり気持ちよいものではない。

 ネロコルサに変えてから、読む雑誌が変わった。
 ずっと購読しているビッグマシンは変わらずだが、それ以外は偶に新車情報系(オートバイ、ヤングマシン等)もぽろぽろと買っていたのだが、今はアウトライダーとかに興味が行く。

 以前は、買った後でもライバル車種や後継機種が非常に気になっていたが、今は不思議と全く気にならない。
 端的に言えば、「他はどうでもいい。これで良い。これで満足」の心境なのだ。

 何故、こんな気持ちになれるのだろう。私なりに考えてみた。

 モトグッチは創業時からマンデロ・デル・ラリオ(それも村!)に工場・本社を置き、何代にも渡って勤めている人達も少なくないという。
 要は、おらが村の誇りなわけで、その土地で生まれ、モトグッチで働き、その土地で余生を送っているわけだ。
 そして、バカンスシーズンになると、皆が自分が作ったグッチに跨って各地のバカンスに向かう。
 ちなみに、部品の発注などがバカンス期間中にかかると、当たり前のように納期が遅れる。
 そんな人たちが働いている会社だ。

 以前、モトグッチがアプリリアに買収されることとなったきっかけの一つが、工場をマンデロから移そうとしたことを起因とした従業員のストライキによって、生産計画に狂いが生じ、それが経営を圧迫して傾きかけたのが原因だっと聞く。 それほど、働いている地元の人達はモトグッチを誇りに思っているのだ。

 これと比較して、多くの国内メーカーは、表現は悪いかもしれないが、工場は日本にあるものの、働いているのは日本語も満足に話せない出稼ぎ外国人や、諸事情で3K+低賃金での労働に甘んずらなければならないような方々だ。
 恐らくは、手がけている製品に思い入れも誇りも何もないだろう。
 こういった方々を含め、日本でバイク製造に関わる人たちの中で、実際に自らバイクに乗っている方はどれだけいるのだろうと思う。
 メイド・イン・ジャパンとは、工場が日本にあれば良いという意味なのだろうか?

 機械に魂を込められるかどうかは判らないが、乗り手に「ここが楽しいよ」と訴えかけてくるようなバイクは、少なくとも作り手にそういった意思が込められていないと出来なさそうな気がする。

 ふと、「カタログを見ているときが一番楽しかったバイクと、走らせているときが一番楽しいバイク。」
 今まで乗ってきたバイクとネロコルサを比べると、表現は悪いが、そんな言葉が頭に浮かんだ。

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熱海でゴルフ

2006.11.30/Thu/13:42:34

 11月25日、取引先のゴルフコンペに参加することになった。

 コースは、大熱海国際ゴルフクラブ。
 回ったのは、大仁コース。Webによれば、プロのトーナメントでも対応出来るハイクォリティなコースとのこと。
 本州のコースはテクニカルで難しいと想像していたが、流石に樽前のような雄大さは無いものの、広さ長さも十分なコースで売り口上通りの印象だ。
富士1

 天気は快晴で言うことは無いが、思ったより寒い。
 レインウェアの上だけを羽織って、使い捨てカイロを持つことにした。レインウェア

 レインウェアは同僚から「良いものは違うよ」と勧められ、つい最近パラディーゾを買っていたのだが、確かにカサカサなど不快な音は一切しないし、つっぱり感も皆無だ。
 技術の進歩とは凄いものだ。

 さて、11月4日に1ラウンドしたこともあり、出だしはそこそこ調子よい。
 前回はアイアンが良かったが、今回はドライバーも悪くない。

 今回のネックは、バンカー。最悪だった。
 砂が硬すぎて、頭では5センチ手前で爆発させてと思っているのだが、無意識に手首を守ろうとするのか、全部クリーンヒット。大ホームラン。IN、OUT合わせて3回もやってしまった。
 次にショートパット。
 ロングパットは逆にキャディさんが呆れるくらいに寄っていく。殆どOK圏内だ。
 で、今回はコンペなのでOKはないから、ちゃんと入れに行くのだが、外す・・・、動揺を抑えながら打つ・・・外す。
 気を取り直してようやく入る。
 誰がやっても2パットのところを、どうしようもない4パット。それを2回ともパーオンホールでやってしまった。
 へたれゴルファーにとって、パーを取る機会なんて数少ないのに、それをダボ。つ、辛い。

 その次は寄せ。
 これは、今回に限らずなので練習するしかない。

 さて、今回はIN→OUTでの回りだったが、前半は48。
 出たときのミスは大きめだが、基本的なショットが悪くないので、それなりにまとまる。

 後半は最終ホールを迎えるまで43。
 ペース的によほどのヘマをしない限り、今日は100を切れそうだ。
 そう欲を掻き、最後だから力んだ結果、それまで比較的良かったドライバーを思いっきり引っ掛ける。
 OBは無かったものの、隣のコースまで飛んで、斜面に止まる。
 次打は極端なつま先上がりでのショット。ミス。50ヤードしか飛ばない。
 その後、グリーンそばまでずっと裏街道を進み、ようやく6オン。
 2パットで入ればと狙ったが、最終ホールはグリーンが途轍もなく速く、結局、この日3回目の4パット。
 上がってみたら、本日初の2桁10点叩き、後半53。

 結局、101で今シーズンを締めくくることになった。
 パット、バンカー、最終ホールが不満足だったが、前回から一度も練習せず、当日もパター練習だけで本番だったのだから、あまり多くを望んでも仕方ないだろう。
 100切りは来シーズンの楽しみに取っておくことにする。

 さて、このコースは本当に風光明媚だ。
 特に、富士山がこんなに綺麗に見えるなんて最高だ。(ちなみに、こんなに綺麗なのは今年一番らしい。)

 気になったのは全てのパーティが乗用カートだったことだ。
 前回のゴルフで書いたが、こっちでは、やはり乗用カートは普通らしい。
 私的には歩きたいのだが、皆が乗るので仕方ない。

 それともう一つは、ハーフの間に休憩が入ること。
 北海道では、ほとんど休憩を取らないで1ラウンド回ってしまうが、本州はそれをスループレーという呼び方で、逆に少数派らしい。
 これも、私的には一気に回るほうが好みなのだが。

 それにしても、富士が美しい。富士3

 良い一日だった。

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これで最後か?

2006.11.28/Tue/13:12:15

 18日はトップケースの落下で萎えてしまったが、一日経てば「喉元過ぎれば熱さを忘れる」。
 今日も快晴だ。行くしかないでしょう。

 目的地はオートランド札幌だが、昨日のように真っ直ぐ行くだけなら芸がない。
 やっぱり、ちょっと遠回りで行くことにしよう。

 取りあえずはいつもの国道231号線を北上し、夕日の丘公園を目指す。(まるっきり逆方向だ。)
 前に来たのは11日だからほぼ一週間ぶりなのだが、寒さが変わってきているのが判る。
 本当に冬が近いことを肌で感じる。

 夕日の丘公園に着くと、先客が2名いた。
 一台はスズキのオンロードツアラー、もう一台はホンダのスクランブラー。
 どちらもめちゃ古いバイクだ。
 乗ってきた両名も私よりも遙かに年配で、長年使い込んできたオーラが滲み出ていてとても良い雰囲気だ。
 最初は2人で来たのかと思っていたが、どうやら、ソロで来たとのこと。

 この時期お決まりの「寒いね」で始まり、「それじゃ、気をつけて」まで缶コーヒーを飲みながら会話を楽しむ。
 何か共有するものを感じるのか、本当に他愛の無い話なのだがとても心が和む。
 この時間はバイクに乗っている時間と同じくらい楽しい。
 途中、最近、転勤で北海道に来たが、時節柄バイクを置いてきた方が話に加わるが・・・
 何処がという訳ではないが、ここまでバイクに乗ってきた者と、そうで無い者との間に見えない膜があるようだ。
 彼もバイクで来たならスーッと会話に入ってこれたのだと思うが、何なのだろうそんな違和感を感じた。
 RF400に乗っているとのこと。来年はバイクで会いましょう。

 さて、帰る段になったが、ここより北はヤバそうだ。
 それに今日は走りが目的ではない。(ホントか?)
 どの道で帰ろうかと思ったが、そう言えば道道11号経由は暫く通っていない。
 ちょっと峠が掛かるが、下がこの雰囲気なら大丈夫だろう。

 道道28号合流まで半分来たあたりで路肩は完全に積雪している。yukimichi

 融雪剤のお陰か、路面は凍結していないが標高はまだ上がる。
 本当に大丈夫かと不安が募るが、ここで戻るのもらしくない。と言うより戻ったらネタがない。
 行くしかないだろ。

 頂上付近で少し溶けていない雪が路面にあったものの、走行に支障はなかった。
 ただ、当たり前だが、コーナリングを楽しむ余裕なんて何処にもないのが少々残念だった。

 ちんたら走りながら、昨日は辿り着けなかったオートランド札幌に到着する。
 元々オートランドはウェア関係は定価販売が多い。
 なので、悪いとは思いつつ、基本的にはフィッティングをメインに考えているが、モノによってはネットでも定価販売だったり、多少の値引きはあっても送料を考えると定価で買った方が逆に安かったりするので、そういったモノは買ったりもしているので、まぁ、帳尻は合わせているつもりだ。
 今回もそんな調子で店に入ろうとしたら、何気に入り口横を見ると秋冬用ウェアが大特価で売るコーナーがあった。
 北海道は冬は乗れないので、この時期に捌かないと不良在庫になってしまうのだろう。

 物色すると、コミネのJK-398EUROジャケットが売っている。それも定価の半額だ。JK-398(これはオフホワイト)

 色も好みのワインレッドがあった。これは即買いだろう。
 帰りは着てきた革を持ち帰ることにして、早速着込んで走ってみたら、ヒーターベストのお陰もあるが、軽く暖かく言うことない。後でネットで調べてみたが安売り店でも2割を引いていなかった。これは良い買い物だった。

 帰りにいつもの様にアウフヴィントに行く。
 相変わらず談笑しながらコーヒーを飲んでいると、Breva750に乗っている方がやってきた。勿論自走だ。
 汚れ具合は・・・勝った。
 なんて、ホントどうしようもない奴らだ。Guzzi乗りは。

 本日の走行距離:    128km
 オドメータ:   19,656km

 後日談:
 Euroジャケットは一応メンズではあるが、妻に合いそうなサイズで色も好みそうなのがあったので、20日に再度オートランドに行った(当然、車で)のだが、この日は休業日だった。
 Googleで検索したら上位にこれがあったので、月曜日は営業していると思ったら、改めてショップのHPを見ると月火定休がずっと連休になっていた。ちゃんと更新して欲しいものだ。

 その週は相変わらずの出張のため、再度行けたのが26日だった。

 もしかしたら売り切れているかと思っていたが、「災い転じて福となす」とはこのことだった。
 考えていたEUROジャケットはちゃんと残っていた上に、以前から欲しいと思っていたコミネのPK-392 バッファローパンツが35%Offの激安で出ていたのだ。
PK-392

 話を聞くと、一昨日まで定価で売っていたが、昨日からこのコーナーに降ろしたとの事。
 もし、20日にジャケットを買っていたら、頻繁に来る店ではなかったので、これと出会うことは無かっただろう。

 それも運良く、私と妻の両方にあうサイズがあった。
 結局、妻用のEUROジャケットと2人分のバッファローパンツを買う。
 妻からは「ペアルックみたいで嫌だ」と言われたが、ウェアの雰囲気が似ていると、2台で走っているときに車などからペアだということを意識して貰えるので、少しは安全性が高まると思うのだが・・・
 まぁ、嫌なものは嫌か。
 でも、モノはどちらも良いモノだから勘弁してくださいな。
 北海道のシーズンオフにはこういう掘り出し物が希にある。本当に良い買い物だった(と思う・・・)。

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エスカレータ

2006.11.22/Wed/22:35:35

 今、出張で大阪に来ている。

 顧客が全国に渡っている為、今年も東北から九州まで出張に行っているが、大阪に来たときだけ不思議に感じるのがエスカレータだ。
 
 エスカレータは、止まっている人と速く行きたい人で立ち位置が慣例的に決まっている。
 地元、北海道は止まりたい人は左、速く行きたい人は右を歩く、いわゆる左並び右開けだ。

 知っている限り、東北も同じだったし、関東も同じだ。
 名古屋も同じだったと思うが、少々記憶があやふやだ。

 しかし、大阪は逆で、止まっている人は右、速く行きたい人は左の、右並び左開けなのだ。

 西日本と東日本で違うのかと思えば、福岡は北海道や関東と同じだったと思う。
  
 Googleで「エスカレータ 左 右」で検索すると528,000件もヒットした。
 何件かを読んでみたが、刀と算盤とか、阪急のアナウンスなど諸説あるようだが、どれも確かでは無いらしい。

 ちなみに、同じことを疑問に思っている人は多いものだ。

 これぞ正解というものがあれば誰か教えて欲しい。
 
 個人的には、東京と同じなのは嫌だったという単純な理由だったりしてと思うだが。

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モノの価格 補足

2006.11.21/Tue/20:29:47

 先にモノの価格について書いたが、改めて読み直すと内容的に不足していることに気がついた。

 これについても、少々思うところがあるので追記したい。

 前回記載の内容を一言で表すと「コストパフォーマンスの追求が成功への最短経路である。」ということだ。

 これは、論理的に購買行動を起こすことを前提とした場合には、極めて有効な対策であると考えているし、うちの会社の様に、一定規模以上の法人需要が売上のほぼ全てを占めるといったケースには、この前提が当てはまる率は更に高まると考えていて間違いない。

 逆に、個人需要であったり、法人需要であっても、社長の鶴の一声で決まってしまう(個人の趣味趣向が影響する)企業においては、先の結論が必ずしも当てはまらない。

 これは、個々の趣味趣向や事実誤認、知識不足等が、購買行動に大きく作用するからだ。

 但し、これらが大きく作用すると言っても、やはりコスト意識が少なからず働くので、コストパフォーマンスの追求が全く無力という訳ではない。

 もちろん、これらは言外の常識程度の言うまでも無いことで、当然、改めて追記したいと考えた内容では無い。

 追記したいと考えた主題は、多額の金銭を使えば使うだけ満足度が高まる購買行動があるのではないかと言うことだ。

・実例1
 ある某輸入バイク販社でメカニックを経験した方に伺った実話だ。
 その店の客は、購入したパーツの機能などよりも、そのパーツを入手するのに幾ら掛かったか、また、壊れた時もそのバイクを修理するのに幾ら費やしたかが、悦に入るステータスとなっていた。
 上司から「パーツも工賃も判らなければ出来るだけ高く言え。そうすりゃ客は喜ぶ」という指示が出た時、最初は耳を疑ったそうだが、事実は正しくその通りで、バイク自体には、相応の魅力を感じていたものの、店の経営方針や顧客の考え方に呆れ果て、早々に辞めてしまったそうだ。

・実例2
 以前、ある国産ゴルフクラブのメーカーエンジニアの話を聞いたことがある。
 初中級者向けに性能を合わせ込み、また実用性を重視し価格を抑えた、要は「コストパフォーマンス」を追求したモデルを発売したそうだ。結果は大惨敗。全く売れなかったそうだ。
 ところが、ある先輩の意見に従い、塗装品質を高級にし名称をそれっぽいのに変えただけ(逆に言えばそれだけしか変えていない)で、価格を2倍にして売り出したところ、瞬く間に大ヒット商品となった。

 これは実例ではないが、生地の模様に特徴のあるバックメーカーが日本で爆発的に売れている理由にも、同種の匂いを強く感じている。

 本来、ファッションや趣味性などは、他人とは異なっているのが当然だと思うのだが、このメーカーのそれも特定の柄に集中した日本人の保有率は常軌を逸していると感じている。
 もちろん、ブランド戦略の成功という見方もあるが、果たしてそれだけが理由だろうか。

 私は、これを紐解くと、以下のような推論が成り立つのではないかと考えている。
 まず、特徴的な柄からパッと見ただけで何処の製品か直ぐに認知出来る。
 この製品は、一般的に高価格の部類に入る。
 多くの人が持っていることは、持っている本人自身も認識している。
 故に、
 推論1、 そのメーカーの製品を持つことは、自らの良好な経済状態を他人にアピールする手段になる。
 推論2、 自らのセンスを疑われることは少ない。何故なら、大多数が保有している訳だから。

 即ち、この製品の真価とは、製品自体のクオリティにあるのではなく、他人から高評価されることが期待出来るという一点を前提に成立しているのではないかということだ。

 これも、先に書いた対価の大きさによって満足度が変わるのと根は同一ではないかと考える。

 本来、ブランドの成り立ちとは、永年の経験や実績を背景に、当該メーカーの製品を買うということは、その製品カテゴリにおいて十分以上のクオリティを得られるということを示す重要な尺度であったと思う。
 事実、山岳用品や業務用機材など、機能のみが最も重要視される製品においては今でもこの尺度は有効である。
 
 しかし、趣味性の高いカテゴリに属する製品おいては、いつの間にか、ブランドというものの存在理由が、購買者の経済力を示す尺度に変化してきているのではないか。

 特に日本においてはその度合が著しく高いように感じている。

 ここまで書いてきて、改めて読み直して見ると、我ながらどうでも良いような小難しい事を延々と書いてると思うので、そろそろ止めにしよう。

 正直、赤の他人が何を思ってどんなモノを買おうが勝手なのだが、諸外国の精神的に成熟した方々から、日本人のメンタリティという括りで、自らのセンスに自信が持てないが故に、多くの他人と一緒であることに安堵しつつ、金は持っているぞという見栄だけは必要以上に張りたがる、そんな輩と同一視されるのは嫌だなと漠然と思っているだけだ。

 妻はモノを選択する基準として己の趣味趣向が最優先で、高いものが欲しいという指向が全くないこと、人と同じモノを持つことは基本的に不愉快と感じていることなど、私とは表現方法は異なるが、ベースとなる価値観において一致していることは、本当に良かったと思う。

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デザイン変更

2006.11.21/Tue/01:28:07

Blogデザインを変えてみた。

以前のデザインも大変気に入っていたが、本文のフォントが固定サイズだったのが少々辛かった。

と言うのも、普段から複数のPCを使っているのだが、液晶サイズが区々で、どれかに合わせると他のPCでは文字が大きかったり小さかったりするのだ。
加えて、デザインバランスを保つテンプレートだった為、ブラウザのフォントサイズ変更には連動しないのでどうしようもなかった。

テンプレートは編集出来るので、フォントサイズを可変対応に修正すれば良いだけなのだが、文をアップするだけで手一杯なのにそんな時間は割けない。

そんな中、好みの色合い&構成で、且つ、ブラウザでフォントサイズが指定出来るデザインを見つけた。

暫くはこれで行こう。

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海外旅行

2006.11.20/Mon/13:35:57

カテゴリに「旅」を作っているが、まだ一件もアップしていない。
それも何だか寂しいので、一つくらい書いておこう。

ちなみに、このカテゴリにおける旅とは、バイクツーリングではなく、海外旅行を念頭に作ったものだった。

ブログを開設した時点では、バイクは峠やサーキットで走りを楽しむものであり、希に長距離を走ることがあっても、それはいわゆる「公道耐久レース」的な意味であったから、ツーリング=旅という感覚とは無縁だったのだ。

「MotoGuzzi V11 LeMans NeroCorsa」(つくづく思うが、本当に長い車名だ)と出会い、初めてバイクツーリング=旅を心底楽しみたいという思いが強くなっているので、来年のバイクツーリングは「旅」に分類するかもしれない。
が、今回は、旅=海外旅行で書きたいと思う。

 ブログ開設目的(記憶の整理)から考えると、過去に行った旅をそれぞれ一つ一つ掘り下げて綴るのが最良なのは判っているのだが、それには書くだけでも相当時間が掛かるのに加え、既に記憶自体が曖昧になってきているので、それらの調べ直しにも更に多くの時間が掛かる。

だから、詳細な記録としての「旅」はこれからの為に取っておくとして、以前の分は総括した形で記録しておくことに決めた。

元々、海外旅行に興味は無かった。
と言うより、形に残らないものに大枚をはたくという行為自体に全く理解を示せない人種だったので、リッチな外食なども同じ理由で興味が無かった。(びっくりドンキーが昔から大好物で、妻からは「ドンキー坊や」と揶揄されている位だ。)

当時の興味の対象は、もっぱら車とかのメカニカルなもので、これらで僅かな可処分所得の全てを費やしていたのだから、例え海外旅行などに興味があったとしても行けなかったとは思うのだが。

初の海外は1994年だったと思う。
その時は旅行ではなく出張だった。
当時、取引先の会社がDOS/V機用のパーツを調達するということで、そういう業務に携わっていた私に、台湾への同行を求められたのだ。

台湾はとにかく食べ物が安く美味しかったが、台北の街は、何か70年代の東京ってこんな感じだったのだろうと思えるくらい少し古く荒んだ雰囲気を持つ街だった。
とにかく、車の運転が荒くあちらこちらで事故を起こしている。
仕事で廻る会社の多くは、他社から仕入れしてシールを貼り替えたような製品を、平気で自社工場で製造しているなんていうのは当たり前に嘘を付くなど、食べ物以外の印象はあまり良くなかった。
当たり前だが仕事で行っている訳だから、あまり楽しんだという事もなかったので、初海外は決して好印象ではなかった。

しかし、あれから10年以上経ち台北の街も相当変貌しているだろうし、故宮博物院も一度は訪れてみたいと思うスポットだ。
買ってきた台湾版のビーフジャーキーはとても美味だったし、ウーロン茶もとても美味しかった記憶がある。
近いうちに、観光としてもう一度訪れてみたい。

ちなみに、仕事での海外出張は今のところ、これが最初で最後なのが少々残念だ。

次の海外旅行が海外挙式だった。
場所はハワイ。
ハワイには、芸能人御用達のチャラチャラした街というイメージしか無かったから、決めた時の印象はあまり良く無かった。
ここに決めた経緯はうる覚えだが、海外挙式で両家の両親を同行することを考えると、現実的な選択肢としてグアムかハワイしか無く、以前、グアムに渡航した義妹から、「グアムはあまり良くなかった」という話から、ハワイに決まったと記憶している。

結果は、大正解。
むちゃくちゃ楽しかった。
日本語はワイキキ周辺しか通じないが、妻は英語なら日常会話程度は全く不自由しないので、ローカルなところにも色々とレンタカーで行けたのが良かった。

ちなみに借りたレンタカーはフォードマスタングのコンバーチブル。
色は赤という完璧なお上り新婚旅行仕様だった。

ハナウマ湾の美しさを始めとした南国旅情は、本当に異次元の体験で最高に楽しかった。
ハワイには、これですっかり虜になり、ハワイ島、マウイ島、カウアイ島などのネイバーアイランド周りを含めて計5回行くほどハマってしまった。

その内の1回は、911同時多発テロの日に重なっている。
これについては、いずれ書きたいと思っている。

これで、南国リゾートには全く抵抗が無くなったのだが、妻は大学時代にホームステイでイギリスに留学したり、就職後も、企業の短期交換留学でイタリアに赴いた経験があり、ヨーロッパが大のお気に入りだった。
 機会があれば直ぐにも行きたいと常々言われていたが、ヨーロッパは、エリア全体が何だかお高くとまっているような気がして積極的に行こうとは思っていなかった。

 ところが、義父が定年退職を迎えるお祝いをすることになり、その両親の希望でイタリア&ドイツの旅行を企画することになってしまった。
当時、長距離便が全面禁煙になった頃であり、最低1日二箱のヘビースモーカーだった私は、10数時間の禁煙を考えると、それだけで憂鬱であったが、行ってみるとこれも大正解。

食べ物は美味しいし、風光明媚なことこの上ない。
やはり、何事も経験してみないと、真の良さは判らないものだ。
 イタリアは昨年も行って色々と珍道中を楽しんだ。
 煙草だが、今は禁煙が続いていて今年で5年目になる。
 禁煙した理由は諸々あるが、海外旅行の辛さもその一つの理由だった。
 欧米では禁煙が当たり前になり、公共の場ではどの国でも原則禁煙になってしまっている。そして、その縛りは年々強くなる一方だ。
 喫煙者は、様々な理屈で喫煙を自身に正当化するが、私が知る限り、禁煙が成功した人からは禁煙した不都合は聞いたことが無い。
 ちなみに、止める直接のきっかけは有名な「禁煙セラピー」を読んでのこと。
 商売と思われたくないのでアマゾンなどにリンクはしないが、もし、禁煙をしたいと密かに思っていて、こんな屁理屈ブログにお付き合い頂けるような方には、最適な禁煙方法だと思う。
閑話休題。

今年は、結婚10周年でハワイに行こうかと考えていたが、「いつかは、海外移住をしたい」と話しあうくらいに海外に抵抗が無くなってきたこともあり、その有力な候補地として考えていたオーストラリアに行くことになった。

行った時期は冬から春にかけての季節で、いわゆるオフシーズンに当たる。
初のオーストラリアなので、先ずは定番のゴールドコースト、シドニーを廻ることにした。
第一印象としては、ゴールドコーストなどはハワイととても似た雰囲気があり、治安も良い感じが街全体から伝わってくる。
そういった部分から安心して住めそうな国だ。

しかし、この季節は殆ど見なかったが、夏季は蚊や蝿が恒常的に大量発生するらしく、また、オリンピック以来、物価が右肩上がりだそうで、生活物価は明らかに日本より高い。
特に不動産などは、東京より高い値段(郊外の普通の中古一軒家で8000万円程度)が平気でついている。

また、以前は退職者に対して取りやすいビザ発給を行っていたが、今は、投資という言葉が頭に付いて、投資退職者ビザのいうものに変わってしまった。
日本円で約1億円の資産(内、半分はオーストラリア州政府に投資をしてスポンサーになってもらうことが条件)を有し、年間約500万円の収入続いている証明をしなければなららいという厳しい条件をクリアしないとビザの申請が出来なくなってしまった。
ちなみに、これは地方都市での条件であり、都会に住むには、更に1.5倍の条件をクリアしなければならない。

この程度の条件であれば、退職金の充当や保有資産の売却などでクリア出来る方々が日本にもそれなりにはいるとは思うが、決して低くはないハードルだろうし、全財産をつぎ込んでまで永住したい国かと言えば、正直?マークが付く。

加えて、これは少々偏見があるのを認めた上での話だが、以前の国民増加政策によって、多量に移住してきた中国人が、今日ではとても幅を利かせているらしく、元々の住民(アポリジニではなくて、アングロサクソン系の方々)と相当軋轢があるとの事。

 ASも中華も、「郷には入れば郷に従う」という思想から正反対にいる国民性なのだから、数が拮抗すれば衝突しない訳がないだろうと思う。

実際、シドニーのカジノに行っては見たが、店自体は華やかな雰囲気を醸し出そうとしているのに、客の殆どが中国系で占められているからか、まるで殺伐とした賭博場然とした雰囲気になっており、とても楽しもうという気にならない。

この中国系の台頭による欧米系オーストラリア人との軋轢が、日本人に対しても同じアジア人としてとばっちりを受ける危険性が少なくないのではという思いもある。

こういったネガティブな要素を考えると、諸手を挙げてオーストラリア移住という気持ちは相当トーンダウンしてしまった。
これも、行って初めて判ることだ。

経験則的に、期待していないことほど結果が良く、期待が大きいものが尽く結果が外れている感じがするのが、要は考えが足りない裏返しの様で少々悔しい。

改めて数えてみると、海外旅行(1出張含む)は9回を数える。
思ったより行っているものだ。

次は記念すべき10回目。
来年は、仕事で訪米の可能性も強いし、先の台湾も興味ある。
その他にも行きたいところはあるが、さぁ何処になるのかとても楽しみだ。

ちなみに、妻は同じ期間にインド、フランス、中国、香港等々、私より遙かに多く海外旅行に行っている。

なんだかなぁ。

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なんてこったい!

2006.11.20/Mon/00:27:03

 今週は3日間の展示会対応で東京出張。立ちっぱなしのハードウィークだった。
 展示会は金曜日で終わり、最終便で札幌に戻ってきた。

 疲れは相当溜まっているが、バイクに乗るのが楽しみで仕方が無い。
 今日の天気予報は午後から雪だそうだが、空を見ると外れっぽい。

 ということで、車庫からバイクを出した。
 先週の青山から戻ってきた後に洗車しているので愛機のコンディションは抜群だ。

 体調的に遠出は辛そうなので、リアサスのプリロード設定の仕方を教えて貰うため、真っ直ぐアウフヴィントに行こうかと考えたが、もう少し後でも良いだろう。

 そう言えば、常連さんから、オートランド札幌で、型落ちのウィンターツナギを処分値で買ったがとても良かったという話を聞いて、久々に行ってみることにした。

 家を出て、東8丁目通りを南下し、札幌新道経由で、厚別店に向かった。

 相変わらず新道は混んでいるが、信号で先頭に出つつ快調なペースで飛ばす。
 30分少々で到着し、店舗前にあるバイク専用駐車場に停めた。

 車での来客はいそうだが、バイクは一台も停まってない。まぁ、こんな季節に乗っているのはいかれた奴らだけだ。仕方がない。

 苦笑しつつ、ヒーターベストのプラグを抜き、バイクを降りて愕然とした。

 そこにあるべきトップケースが無い。
kappa

 出かけに財布などを入れたから置いてきたということは絶対ない。何処かで落としたのだ。

 「なんてこったい」

 取りあえず、急いで来た道を戻る。

 しかし、札幌新道は対向車線が、高速道の橋桁を挟んでいるので、反対側の車線が殆ど見えない。 向こうの歩道を走ろうかなどと色々と考えたが、まずは何処かで事故とかになっていないかどうかが重要だ。

 パトカーや救急車などの緊急車両がいたら直ぐ判るだろう。

 取りあえず、緊急車両の有り無しを確認しながら自宅まで急いで戻った。

 幸い、緊急車両が出動しているような兆候は無く、自宅の直ぐそばまで来た。

 「恐らくはロックが不十分だったのだろう。と言うことは、出発して直ぐに落としたのかな」と多少の期待を持ちつつ家に到着したが、世の中、そうは甘くない。
 家の側にトップケースは落ちていなかった。

 気を取り直して、再度、同じ道を戻り始める。

 粉々になって中身が飛散しているのではないか。
 これ幸いに誰かが持って行ったりしてないだろうか。
 戻るときには気がつかなかったが、やはり事故になっているのではないだろうか。

 悪いことばかりが頭に浮かぶ。

 他の車の邪魔にならない程度に速度を抑え、あらゆるところに目線を這わせる。

 東8丁目通りに入った。1km程も南下しただろうか。
 道路脇にある美容室の店先に見覚えのあるトップケースが置かれていた。








カッパ発見
カッパ道路
カッパ傷
発見東8丁目通り付いた傷


 急停車して、路地にバイクを入れる。

 相当キズが入っているが間違いない。鍵をジャケットから出して開けてみたが、中身に問題はなさそうだ。

 何か問題があったかも知れないと思い、美容室のドアを開けて中にいた2人の美容師さんに状況を説明し、店先にトップケースが置かれていた経緯を訪ねたが、どちらも全く気付かなかったという。

 トップケースのキズは仕方ないが、台座へのロック機構が落下の際に壊れてしまったのか、元々壊れ掛かっていたのか判らないが、奥までボタンを押し込めず台座に取り付けることが出来ない。

 仕方無いので、妻に電話しトップケースを取りに来てもらうことにした。
 電話をして、大変なことが起きたと告げると、「事故ったの?」
 まぁ、最初の反応はそうだろうなと思いつつ、事情を告げると、今さっき風呂から上がったばかりで洗い髪だという。

 家からは5分ほどの距離だが、用意に30分ほど掛かりそうだと聞いて、少々憮然となったが、元は自分が蒔いた種だ仕方無い。
 それに、もしかしたら、状況を知っている誰かから声が掛けられるかも知れないと思い、店横の見えやすい位置にバイクを停めて待ってみたが、結局、妻が来るまで誰も何も言っては来なかった。
 その頃にはようやく冷静さを取り戻し、これはネタになるななどと不謹慎なことを考える。
 一応、その場の写真を撮ったりしているうちに、妻が車で到着した。

 考えてみると、これこそ不幸中の幸いだ。
 走行中にトップケースが脱落したのだ。状況によっては大事故になっても不思議では無い。
 また、トップケースには幾つかのカードが入った財布が入っていたのだ。
 持って行かれただけでも大変な損害だった。

 それが、トップケースのロックが壊れただけで済んだのだ。
 何方が美容室の横に置いてくれたのか判らないが本当にありがたい。

 妻にトップケースを預けた後、再度、オートランド札幌に行こうかとも考えたが、何だかどっと疲れたので、止めてアウフヴィントに行くことにする。
 元々リアサスのプリロード設定で確認したいこともあったのだ。

 店に入り、この話をすると一様に驚かれたが、やはり何人かの方が、トップやサイドのケースで同様の経験をしているらしい。

 今後は出る前に必ずロック状態を確認するようにしよう。

 さて、トップケース自体は、取り付けロックが壊れてしまったのと、キズだらけになってしまったので、新たに購入することに決めた。

 何処の商品が良いかを相談すると、社長からは、純正キャリアに装着することを考えると、今まで使っていたKappaかGiviがお勧めだという。
 特に、Kappaはプレートはそのまま使えるので良いのではという話だ。

 後はサイズだが、色々な面からこれ以上大きいのは勧めないという。
 やはり、あの位置に空気抵抗のある重量物があるのは運動性能上好ましくないとのことだ。

 かと言え、小さいものを選んで必要なものが積めなくなるのは本末転倒なので、色々と考えたのだが、Kappaではこれまで使っていたK35が結局ベストの選択になってしまう。
 要はこの上だと42Lとなって大きすぎるし、この下だと一気に28Lと7Lも減ってしまう。

 使い勝手は悪くなかったのだが、自分のせいとは言え、落下したものと同じものを再度買うというのは、何だか釈然としないものが残るし、縁起も悪そうだ。
 それに、デザイン的にゴールドウィングやスクーターに似合うとは思うが、ネロコルサには今一歩だと思う。

 ということで、Giviのを見ると、39L、35L、33Lと欲しいあたりのラインナップが充実している。









GiviE370
GiviE350
GiviE33N
E370E350E33N


 ぱっと見は、39LのE370に惹かれたが、デザインが先鋭的でNeroCorsaには今一歩の感がある。それに価格も高めだ。
 35LのE350も悪くはないが、デザイン的にパッとしない。
 33Lは今までより多少小さくなるが、2Lは誤差の範囲だし、デザインは好みだ。
 価格も定価で35Lと比べて25%も安い。39Lからは見ると約半額だ。

 これに決定し、早速注文する。

 そうこうしているうちに、クレーム対応となっていた新品ガソリンタンクが届いた。
 保証期間中にタンクのシールが剥がれた(最初から剥がれていた?)のがその理由だ。
タンク交換

 簡単に取り替えができるというので、早速お願いすることにした。

 思うに新品タンクだ。カッティングシートとかでニーグリップのところと、股間が当たるところは保護したい。

 近くのホームセンターで1m500円で買い求め、店に帰ってきた。

 常連の皆さんから貼り方をご教授いただくが、実はこういった作業は苦手なのだ。
 苦手と言うよりも、作業自体は決して嫌いではないのだが、上手く行った試しがない。

 恐る恐る、タンクを交換してくれるメカニックの河野さんにお願いしてみると、張りモノは全て社長の領分だと言う。

 流石に躊躇したが、そんなことお構いなしに、河野さんから社長にお願いされてしまった。

 お忙しい中、恐縮だと思ったがその真剣度合に不謹慎ながら笑みが出てくる。

 結果は言うまでも無いが、プロの仕事だ。スタッフに言わせれば「モデラーですから」の一言で片付けられてしまったが。

 何だか、盛り沢山の一日だった。

 本日の走行距離:  59km
 オドメータ:   19,528km

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モノの価格

2006.11.19/Sun/08:00:13

 同僚のある技術系部長が、ある日、上客からうちの製品の選択理由として一番に「価格が安いから」と言われ、少々憮然とすることがあった。

 本人としては、性能とか機能とか、品質などを選ばれる理由として挙げて欲しかったらしく、そう言われるように頑張りたいと言っていた。

 私はその話を聞いてこう答えた。

 「価格が安い」と言って貰えるのは最大の賛辞だと。

 購買活動において、価格はあらゆる要件のうちで最大のファクターだが、これは絶対的なものでは無い。

 これは一般的に、「100万以下なら必ず買うが、101万なら買わない」というような絶対金額が有るわけではないということと、コモディティ化された製品のように、価格差だけが意志決定における唯一無二の選択肢ではないということを意味している。
 また、競合製品と比較して1円でも安ければ良いという意味でもない。

 顧客には、ある目的があり、それを達成する手段として購買活動を行う。

 そこで、「価格が高い」という意識を顧客が(潜在的にも)持つということは、今回は偶々購買に結びついたとしても、その行為に「実は満足はしていない」という意志表現の現れ以外の何物でもなく、他によりマシな選択肢があれば「躊躇無くそちらを選択する」ということを意味しているのだ。

 仕事であるから、少しでも多く稼ぎたいという気持ちはよく判る。

 それどころか、会社で営業を預かる者としてはその気持ちが誰よりも強いと自負している。

 しかし、顧客に「価格は高いが、他に良い製品がないので、今回はこれを選ばざるを得なかった」と感じさせるのと、結果的に多少利益は落ちたとしても「こんな良い製品がこんなに安く買えた」と思って頂くのでは、結果として、一時的な多少の利益差など消し飛ぶくらい雲泥の差があるということなのだ。

 もちろん、競合製品と比較して、絶対価格が高くても「安い」と思って頂くことが出来れば、それが最良であり、そこに技術者としての本懐があるのではないかと思うのだが。

 理想なのかもしれないが、「価格が安い」と思われるビジネスを、買うときも売るときも常に追い求めたいと思う。

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豪雨

2006.11.19/Sun/07:09:45

 11月11日。札幌も相当寒くなってきた。山々の頂上付近が冠雪しているのが見える。
 街中の降雪も間近だろう。走れる期間はあと僅かだ。

 天気予報は午後から雨だが、10時の今は少なくとも晴れている。
 例年なら行くことはないが、ヒーターベストとグリップヒーターという強い味方がいるし、予報なんて当たるも八卦当たらぬも八卦。取りあえず行くか。

 道行きは慣れた国道231号線を北上。
 浜益のたこ焼き屋に行く。
 2折買い、ついでに妻と義妹が好きなふじみや製菓で中華まんじゅうとどら焼きを買う。 ここは製菓というだけあって、店先で焼きたてが買える。ちなみに、何故、あんこものなのに中華なのかがよく判らないが、甘さも控えめでなかなか美味い。

 店を出たところ、雲行きが怪しい。
 そろそろ帰るか。

 帰り方だが、今回は国道451号から道道28号、国道275号と抜ける道民の森ルートにしよう。

 この道は中高速のコーナーが多く結構楽しめるが、所々舗装が荒れているので注意が必要だ。

 231号から左折し、451号を走り初めてから10分ほどで大粒の雨が落ちてきた。

 一瞬、「どうする?」と自問したが、戻っても同じかもしれないし、それなら行けるところまで行って路面が駄目そうなら素直に戻ろうと、進むことにした。

 行くにつれ、雨が強くなってくる。こんな時ばかり天気予報は当たりやがる。
 少々後悔したが、路面的には大丈夫だ。行ける。
 ヒーターベストもグリップヒーターも満開だが、寒くは無いものの、いつもの暖かさが感じられない。ギリギリのところで頑張っている感じだ。

 更に雨脚が強くなり、むき出しのK&Nフィルターが心配になってくる。
 自分とネロコルサのどちらが先に音を上げるかと思ったが、愛機は快調そのものだ。
 このままだと自分が先になりそうだが、そう易々と負けるわけにはいかない。

 道道28号に入った。雨脚は強まる一方だが、今更戻る選択肢は無い。
 多少、標高が上がっているので凍結が心配だったが、路面は大丈夫そうだ。
 数々のワインディングを抜けて進むと、車がちらほら見えてきた。もうすぐ国道275号だ。
 
 何とか275号に出て暫く道なりに進み、国道337号を右折、アウフに向かう。

 店に入ると工場長がいるが、いつもの作業着じゃない。
 聞くと、体調を崩して休みを取っているのだが、諸々の事情で店に居るとのこと。
 責任感の固まりのような人だ。何だかんだ心配なのだろう。

 一緒にたこ焼きをつまむ。
 「この冷え具合がバイク乗りが持ってきた感じでいいっすね。」

 この一言で、「あぁ、またバイク乗りに戻れたかな」と自然に笑みが出た。

 本日の走行距離:  163km
 オドメータ:   19,469km

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ヤケトール

2006.11.19/Sun/07:03:09

 2年落ちの中古だから、使用感や多少のキズがあるのは仕方無いが、手入れで綺麗になるのならやってみたくなるのが人の常?

 雨で付いた泥汚れを落としているうちに、マフラーの焦げ付きが気になった。
 もう少しなんとか綺麗にならないかと思い、いつもの通り、アウフヴィントで聞いてみたところ、皆さん、異口同音に「ヤケトール」。
ヤケトール

 ここからは少々離れているが、「オートバックス 環状通光星店にはあった。」と岡村社長。
 「これを始めたら止まりませんよ。」とメカニックの武井さんに言われ、その通りだと思うが、 値段は千円そこそこ。これは、やるしかないでしょう。

 ちなみに、磨き前がこちら。ヤケトール前

 結果は大正解だったが、頑固な黒い焦げは、落ちるには落ちるが根気がいる。
 結局は、大部分をヤケトールで落とし、残った頑固な黒い焦げは1000番の耐水ペーパーで削り取ることにした。
 他にも、粗目のコンパウンドなど色々なケミカルを試したが、このやり方が一番効率が良かった。
 磨き終えたのがこちら。ヤケトール後


 新品とまでは行かないが十分だろう。満足満足。

 本日の走行距離:     なし
 オドメータ:   19,306km

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日帰りツーリング

2006.11.17/Fri/08:12:04

 11月5日は、当然の事ながらロングツーリングに行くことにした。
 直ぐそこまで冬将軍がやってきている。晴れであれば躊躇はない。

 最初のロングなだけに、コースは色々と悩んだが、岩内に行くことにした。

 岩内は父の転勤で中学の時2年間だけ過ごした町だ。

 初めての田舎暮らしということもあって、良いこと嫌なことどちらも一杯あった町だが、今となってはどちらも良い思い出だ。

 国道5号線を走り、小樽まで向かう。
 幹線ということもあって交通量は多めだ。
 新品タイヤだし、少し大人しめに小樽に到着。
 当然のことながら国道393号線を選択、毛無山に向かう。

 前を走る4輪もパラパラあるが、ちゃっちゃとパスして、気持ちよく赤井川村に向かう。

 銀山経由にしようかとも思ったが、入り口が工事中で砂利道っぽい。
 直ぐに舗装に戻るかとも考えたが、急ぐ旅ではない。無理せず、余市回りに決める。

 余市から仁木、岩内へと向かう。

 ちなみに、仁木町は要注意の町だ。
 4輪がどこの即売所に寄ろうか迷っている場合が多く、平気で急停車、右左折する。

 以前、そんな車に追突しそうになり、それ以来、後ろからドライバーの動きを観察するようになった。
 昨今は、純正でリアウィンドウがスモークになっている車が多く(特にRV)、こういう車は後ろからの観察が出来なくてとても困る。
 プライバシーか何か判らんが、リア横はともかく、リアウィンドウは後続車の安全の為にも透過にして欲しいものだ。

 今回もそんなフラフラした車が前にいた。
 予想通り、突然急停車、右折をし始める。もちろん、ウィンカーは曲がり始めてから遠慮がちに出す。

 まぁ、十分に回避出来る状況ではあるが、一応、今後の教育も含めて長目のクラクションで教えてあげる。
 実際は、ウィンカーを出そうとしたら、そこにホーンボタンがあっただけなのだが。(笑)

 ネロコルサのウインカーとホーンボタンは国産バイクとは上下が逆だ。聞くと、上下が逆な方がなるほど論理的なのだが、体が覚えているものは中々抜けないものだ。

 さて、仁木町を抜け、道なりに進むとトリップが200km程度を指したところで、ガソリン残量警告灯が点灯した。
 約20Lのタンクなので、ロングでリッター10km程度しか走らないのかと憮然としたが、更に約20km進んだ岩内入り口のENEOSで満タンにすると13Lしか入らない。

 マニュアルには、警告灯は残り4Lで点灯すると書いてあったと思うが、点灯しっぱなしになってから暫し走ったのにも関わらず7Lも残っている。こういったところがイタリアンだなぁとつくづく思う。

 満タンにした後、以前、住んでいた家に向かう。
 幹線から左折し坂を上る。
 昔はもっと大きく急勾配な坂だったように感じていたが、今、改めて見るととても短く小さい。
 中学1年の時だから、今よりも体も小さいし、当時はそのように感じていたのだろう。
 子供の頃の記憶とはこんなものだ。

 家は、地元では仏像で有名な帰厚院の直ぐ横にあった。



鐘前のNeroCorsa
本殿前のNeroCorsa


 ネロコルサを止め、歩いていくと、残念ながら家があった場所は更地になっていた。
更地

 ちょうどお寺のおかみさんが出てきた。
 聞けば、自分達が転居してからも、暫くは貸家として使われていたそうだが、老朽化が進んで、そのうち借りる人が居なくなってしまい、結局は取り壊してしまったそうだ。

 一応は2階建てだったが、2階部分は玄関横から続く別棟(1階1間と2階1間)の増築部分のみで、本体は今では珍しい平屋だった。
 玄関引き戸で広い土間。縁側が有り、トイレも小便器と大便器が分かれており、勿論、汲み取り式だ。
 台所は別部屋で広く、そこから納戸と石炭小屋、風呂場へ行けた。

 要は、住んでいた30年前ですら十分に趣のある作りの家だったのだ。
 恐らく半世紀は建っていたのだろう。壊されるのも無理はないか。

 おかみさんと暫く談笑し、お寺を後にする。

 中学時代の同級生だった奴が実家の鮨屋を継いだという話を、以前、札幌でホテルマンになった別の同級生から聞いた。日曜だからやっていないかもしれないが、昼時だし一応行ってみることにする。

 残念ながら以前にお店があった場所は、小さな飲食ビルに変わっていた。
 勿論、そのビルに鮨屋は無い。
 思えば、継いだ話という話を聞いてからすら15年は経っているか。年月とは色々なものを変えてゆく。

 ちなみに、通っていた岩内第二中学校は自分が在学中に新校舎が建設されていて、3年に進級する年に新校舎に移ることが決まっていた。
 2年の時は生徒会の役員(とは言え、放送局長というアウトサイダーではあったが)になったが、新校舎に移転が決まっているので、放送設備に掛ける予算がない。
 しかし、老朽化しているのは設備も一緒なので、顧問の先生に手伝って貰いながら、壊れた機材を修理しながら騙し騙し一年間を何とか過ごした記憶がある。

 だから、通っていた旧校舎が建て壊しになるのは承知していたが、恐らくこの辺りだったと思われるところに行ってみても、全く面影が無く、何処に学校があったのかが全然判らない。

 新校舎は変わらずあったが、3年に進級する年に諸々の事情で札幌に転校することになったので、新校舎に通う機会は一度もなかった。
 だから、思い出は無いものの、近くまで行ってみるとこれが既に旧校舎の趣だ。
 ここでも経った年月の長さを痛感させられる。

 加えて、以前は色々なお店が建ち並び活気があった国道沿いの商店街が、ひっそりと寂れたシャッター街となっている情景をみると、何だか少し切なくなってきた。

 ここ数年、日本経済が立ち直り、景気が良くなってきたとテレビや新聞で報道されているが、それが大企業と一部の大都市だけで起きていることを如実に感じさせられる。本当にこれで良いのか。日本。

 寄りたいと思った場所は一通り回り終え、懐かしさと寂しさが織り交ざった気持ちで岩内を後にした。

 取りあえず、雷電方面に向かいながら、これからどうしようかを考える。

 江差で評判のニシンそばのお店に行きたいと思ったが、既に午後3時、時間的に厳しそうだ。
 
 そう言えば、昼食は取らず仕舞い。腹が減ってきた。暫く走って寿都にある北海道オリジナルのコンビニ、セイコーマートに寄って、弁当とお茶を買い、駐車場に腰を下ろして食べる。

 さて、日もそろそろ傾き掛けて来た。札幌に戻ることにしよう。

 以前、ライダースクラブの記事で、ネロコルサで日帰りツーリングする企画を読んだことがある。
 伝統と歴史がある街への日帰りツーリングの記事であったが、その中で、「普段は来た道を帰ることは無いが、その日は来た道を帰ることによって、今と昔を行き来するような感覚を味わった」という内容が書かれていた。

 欲しいと思ったネロコルサでのツーリング記事ということもあり、印象に強く残っていたので、その記事と同じように、来た道を帰ろうかとも思ったが、随分と寄り道したこともあり、札幌への到着は相当遅くになりそうだ。

 もう既に、どのルートを通っても札幌着は日が落ちてからになるが、出来れば暗闇の中を走るのは苦手なので、寿都から黒松内を抜けて豊浦に出、そこから高速に乗って札幌へ向かうルートに決める。高速は照明が明るいので夜でも走りやすいからだ。

 寿都から黒松内はちょっとした峠道なので、季節柄、凍結などの路面状況が心配だが、道南だし今日は気温も暖かい。恐らくは大丈夫だろう。

 このルートを走るのは初めてだったが、結果は大正解。
 路面も良く、周りには車もバイクも一台も無い貸し切り状態。
 峠の頂上付近は、晩秋の寒々とした雰囲気が程よい絶景。
 そんな中、V11 LeMans NeroCorsaは快調に駆け抜ける。
 本当に最高の気持ちよさだった。

 黒松内を抜け、豊浦へ向かう途中で、ガソリン警告灯が点いたり消えたりし始める。
 まぁ、先の経験から、札幌までは十分に持つだろう。

 予定通り、豊浦から高速に乗る。
 バイクで高速を走るのは、多少退屈だが嫌いではない。
 しかし、料金所の通過は面倒だ。乗るときはまだ良いが、支払う時は特にそうだ。
 車は2台共にETCを付けているが大変重宝している。
 バイク用ETCが実用化されたという記事を読んだが、これこそ待ち望んでいた装備だ。
 値段は未だ高いが、出来れば取り付けたいと思う。

 元々、ロングツーリングを意図して作られたネロコルサ。高速走行はとても快適だ。
 タンクの下端ラインから上だけのハーフカウルだが、カウル自体はフルカウルに匹敵するボリュームで、更にスクリーンの上端が少し上向きに反っているため、以前の隼やR1と比べても防風効果はより高く感じる。
 また、膝周りもエンジンの出っ張りが程よい防風となっているようでこれも良い感じだ。

 豊浦から室蘭までは片側1車線で、遅い車にペースを合わさざるを得ないが、追い越し区間に入ると、同じ豊浦から高速に乗ったマークⅡが結構なペースで追い抜いていく。
 これは丁度良い。露払い的に先に行かせて、後ろに付かせて貰おう。

 片側2車線になった後も良いペースで牽引してくれ、140~200位のペースでの快適な高速走行を楽しませて貰った。
 200を超える速度も試してみたが、やはり少々疲れる。
 トップケースの影響も少なからずあるとは思うが、この位の速度域に合う設計がなされているのだろう。

 そんなペースで北広島まで来たが、財布を後ろのトップケースに入れていることを思い出す。
 料金所でモタモタするのも嫌なので、輪厚のPAに寄って準備をすることにした。

 PAではバイク乗りがいるかなと思ったが、日が落ち、気温も相当下がっているこの時間、やはり誰もいない。当たり前か。

 財布から支払い用のクレジットカード1枚を出して、革ジャケットのポケットに入れておく。
 ついでにトイレも済ませ、再出発。

 札幌南の料金所で比較的空いてそうな左側に並ぶことにする。
 自分の番が来たのでクレジットカードを出して払おうとすると、入った時のチケットが無い。
 恐らく、PAで落としたのだろう。

 その旨を料金所のおやっさんに告げると、何処から乗ったのかを聞かれ、豊浦からと答えると構内電話で何処かに連絡をし、豊浦からの料金でOKとなった。

 おやっさんから「落とすんじゃないよ」と言われ、お礼とお詫びを告げると、「チケットなんてナンボ無くしても構わんが、そのクレジットカードを落とすと大変だから、気をつけなさい。」

 不意にこんな暖かい言葉を掛けてもらい、とても嬉しい。
 「おやっさん。いつまでもお元気で頑張って下さい。ありがとう。」

 高速を降り、スタンドに寄り満タンにすると17L程入った。
 一昨日の初乗りからの通算で、リッター当たり17km強、走っている計算になる。

 グッチは燃費が悪いと聞いていたが、ロングとは言え、燃費など一切考えずにワインディングではブン回し、高速でも相当飛ばしながらこの数値、これだけ走ってくれれば十分だろう。

 給油後、アウフヴィントに寄り、社長の「今日はどちらに行ってこられましたか?」という言葉に迎えられる。ほっとする瞬間だ。

 コーヒーを飲みながら常連さん達を交えて暫し談笑。無事、帰宅。

 札幌に入る直前位から雨に当たったのが少々残念だったが、洗車する良い口実になったと思えば悪くない。

 本当に最高の一日だった。

 本日の走行距離: 402km
 オドメータ:   19,306km

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久々のゴルフ

2006.11.13/Mon/10:56:55

11月4日、会社の同僚と久々にゴルフに行くことになった。

コースは、樽前カントリークラブ

このコースは東京のお客さんにも好評で春にも一度来ている。
広めで北海道らしいコースだ。

11月だというのに心地よいくらいに暖かい。

最近はバイク中心の生活だったので、クラブなんて何ヶ月も振っていない。
こんな所で芝刈りより、峠に行きたかったなぁなんて気分も上の空。
元々100点ゴルファーが、練習を怠り集中も欠いては、スコアなんてめっちゃくちゃ。

OUTは64。
ロスト&OBを5発も出せばこんなもんだ。

INは体が暖まってきたせいか、ドライバーは相変わらずだが、アイアンがまともに当たるようになってきた。
結果、48。

自分的にはまぁまぁだ。

ゴルフは趣味と言えるほどの趣味ではないが、体を動かすのは好きなので結構楽しんでいる。

体に良い悪いと色々と言われるが、気の合う仲間と談笑しながらコースを歩くのは、普段の運動不足解消やストレス解消にとても良い効果があると思う。

 コースを歩くと言えば、乗用カートで回っている人達を良く見るようになった。
 キャディに尋ねると、殆どが北海道外から来る方達らしい。

 本州では乗用カートが普通なのだろうか。

 1日に沢山の組数を詰め込むには、1ラウンドのスピードアップが必要で、それには乗用カートを使うのが効果的なんだと思うが、肢体不自由でも無い限り、自分の足で歩かないゴルフというのは、既にゴルフでは無いと思う。まぁ、100点野郎に言われても痛くも痒くもないだろうが。

 それにしても、紅葉が美しい。
紅葉

 いい一日だった。

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ファーストラン

2006.11.10/Fri/18:41:11

 妻の147でアウフヴィントに送ってもらう。
 太めの体に革の上下を着込んでいるからシートがとても狭い。狭い車は嫌だ。
 20分ほどでアウフヴィントに到着した。

 納車時点の走行距離:18,784km

 モトラボロで掲載されていた走行距離が18,500kmで、私が10月14日に浜益まで行ってきた「納車前のテストラン」が、約140kmくらいだったから、単純な足し引きだが、それと同等の距離を平地工場長やメカニックの武井さんが、チューニングやサスのセットアップの為に走り込んでくれたことになる。

 聞くと、昨晩も、もう少し煮詰めたいといってサスセッティングを行ってくれていたとの事。
 勿論、だからといって本来の担当の仕事を蔑ろに出来ないから、結果、徹夜明け。

 本当に頭が下がります。ありがとうございました。

 到着した時、店先で工場長自ら洗車をして頂いていた。
 その様を遠目で見る。

 新車の何人とも寄せ付けない美しさは魅力だが、走り込んだマシンをきっちり手入れしている綺麗さも悪くないものだ。

 邪魔をしてはいけないので、店内に入って待つことにする。

 程なく洗車も終わり、岡村社長から納車に当たっての操作説明を受ける。
 初めての大型二輪でもないし、ましてや、納車前にもテストで乗っているので必要無いかなとも思ったが、こういう所を馴れ合いにしない姿勢は流石だ。

 さて、ヒーターベストに身を包み、グリップヒーターもHIに設定。
 防寒対策は万全だ。

 前オーナーがデイトナの油温計を付けていたので、油温を見ると17℃を示している。
 さっきまで整備工場内にあったのでこのくらいだろう。

 イグニッションを回してエンジンスタート。
 多少、右に一瞬、右にビクンと振られると同時に、あっさりとエンジンが掛かった。
 1気筒あたり500cc以上と重量級の割にはスムーズな掛かり具合だ。

 軽いブリッピングを数回当ててみる。
 やはり、一瞬、右に引っ張られながら、「ガルッンン」野太いメカニカルノイズとエキゾーストが腹に響く。
 軽く吹け上がる水冷4発も気持ち良いが、空冷ツインもこのくらいの排気量になると迫力があってやる気にさせてくれる。
 何より、ブリッピングで右に引かれる感覚。
 信号待ちの時など、リズム取りにブリッピングが癖になりそうだ。
 
 何気に後ろを見ると、スタッフ総出でお見送り体勢。
 少々照れる。

 さて、スタートしてみようか。

 いつも通り、店を出て左折。
 パープルロードをに出て北上、国道337号線を西に向かい、ばらと霊園の所で右折。
 道なりに進んで、石狩河口橋の手前に出る。
 橋を右折して国道231号線を北上した。

 サスは明らかに変わった。
 十分にストロークする感じだ。
 以前のバイクもサスセッティングは色々と試してみたが、これほど明らかな差が出なかったと思う。
 このセッティングの広さがオーリンズたる所以か。
 ただ、タイヤも新品になったので、何処までサスで何処からタイヤの恩恵か私程度の腕では判らないのが残念。

 エンジンのフィーリングが変わった。
 微妙な表現だが、以前は「タ・タ・・タ・タ・」というように、ほんの少しだがずれる感覚が5千回転くらいまであったのだが、今は3千回転から調律が取れた感じになり、そこから5千回転までのスムーズさが増している。

 ロッカーアームの交換や同調、バルブクリアランス、コンプ調整などが効いているのだろう。

 長目の直線路に入りオーバーレブを気にしながら、7千5百回転まで回して4輪をパスする。
 高回転域は相変わらず気持ちよい。

 そういえばミッションタッチも劇的ではないが、スムーズさが明らかに増している。
 これは素直に嬉しい。

 ちょっと遊ぼうか。
 4速7千まで回し、リアを軽く当て姿勢を整えつつ、直後にフロントを強めに掛けながら、2速までシフトダウン。
 ダウンは本当にスムーズなミッションだ。
 フロント加重を意識しながら右コーナーに侵入。予想よりノーズダイブが大きい。体重のせいか?
 少々、リーンイン気味の姿勢でクリップを抜けて、<新品タイヤだぞ!>と心に言い聞かせながら、立ち上がりでガバ開け・・・
 
 ・・・しようと思ったが、一円も払っていない借金の固まりだと思い直して理性が勝ち、ほんのちょっと躊躇気味に開けていく。

 多少、ツリィとくるものの、いいツキでエンジンがついてくる。
 絶対的パワーは低めだが、トルク感があってこれは楽しい。

 体とグリップは暖かく快適だが、ベストの襟とヘルメットの隙間の風が冷たい。
 我慢出来ないほどではないが、次回までに何とか対策しよう。
 そんなことをしている間に、あっという間に夕日の丘公園に到着。

 先客は刀とTDMのカップル一組。
 今シーズンの乗り納めだそうだ。
 確かに、これだけ寒ければ例年だったら自分もそうだろう。
 でも、今年はまだまだ乗る気満々。ヒーターベストとグリップヒーター様々だ。

 カップルが走りさるのを見送り、自分も出発の準備を始める。

 今日は、ばらと霊園の目の前を追加するところに雪虫(正式名称は「トドノネ オオワタムシ」というらしい)の大群がいて、ヘルメットシールドが一面虫だらけになってしまった。
 雪虫って奴は、どうしてあんなに群れてないと気が済まないのだろうか?
 とりあえず、シールドについた雪虫をティッシュで清掃してから来た道を戻り始める。

 帰りは231号ではなく、左折し望来から道道527号線で当別に抜けるルートを選ぶ。
 このころに日が暮れ始めてきた。

 イエローのハイワッテージバルブは、色自体は思ったより違和感は無いが、HIDに慣れた目にはこれでも暗く感じてしまう。一旦、贅沢に慣れると中々戻れないものだ。

 夕暮れから暗闇へ、望来から当別へは街灯も無いので、自車のライトのみが命綱だ。
 元々が鳥目気味ということもあって、行きのような思い切った入り方が出来ない。
 ここは無理せず、ゆっくり行こう。

 街が途切れない関東では飾りかもしれないが、北海道の田舎やはりHIDは欲しいパーツの一つだ。
 岡村社長から、ラフ&ロードで出ているハイブリッドHIDを勧められた。
HID

 バルブ後ろの加工が不要なので取り付けしやすいそうだ。
 ただ、イエローは対向車からの目に入りやすいとのことなので、HIDに替える際には、5000Kでなく3000Kにしてみようかと思う。

 当然、足はアウフヴィントに向く。

 程なく到着すると、音で判ったのか、スタッフの皆さんが迎えに出てくる。
 やっぱり、照れくさい。

 本日の走行距離:    120km
 オドメータ:   18,904km

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納車整備 Part2

2006.11.08/Wed/21:18:57

 10月29日から3日間、出張で京都・大阪を回る予定だった。

 アウフヴィント岡村社長から電話を貰ったのは、関西空港に降り立った直後だった。

 「以前、工場長も言っていたかと思いますが、タイヤのご相談です。溝はそれなりにありますが、相当硬化していますし、フロントは段減りもありますので、やはり交換した方が良いと思いますがどうしますか?」

 確かに工場長からは、タイヤについての説明を頂いていたし、硬化の度合や段減りも確認していた。
 だから交換した方が良いのは承知していたが、ヒーターベストやグリップヒーターを注文したのでこれから3万円くらいは掛かるし、それにタイヤ交換ともなると先立つものが厳しい。

 「来シーズンの始めに替えようとは思っていましたが、今、替えた方が良いですか?」

 「うちのタイヤは、メーカー直送品のみで鮮度が良いですから、一冬越えたくらいでは劣化は殆ど無いので問題無いですよ。」

 以前、工場長から聞いた話を思い出した。

 曰く、「本州から北海道にツーリングに来ました。でも環境が本州とはまるで違うので、日常のメンテも十分されてないマシンには、想像以上の負荷だったりするんです。結果的に毎年結構な台数がツーリング中に故障して持ち込まれるんですね。」

 北海道を走ったことのない方には理解出来ないかもしれないので補足するが、北海道でのツーリングでは300km位を一気に走り切るというのがそれ程珍しくない。
 走りきると言っても、数回程度の信号待ちは普通はあるが、ルートやタイミングによっては停車無しも十分に可能だ。
 では、何故300kmで止まるかというと、給油しなけりゃならないから。
 だから、300kmとは一日での走行距離では無い。
 一日あれば、1,000km走破も十分に視野に入る。
 これが、北海道だ。

 本州の大都会、ストップ&ゴーの繰り返しもバイクには決して良い環境ではないが、その様な走り方に慣れた(整備された)バイクにとって、北海道での走りでは、一見、調子が良くなるだけに思われても、実は異なるストレスが襲うのだろう。
 だから、これまで何のトラブルも無かったバイクが急に故障したり、予想以上のタイヤの減りに慌てて、ツーリング先の北海道でタイヤ交換したりするのだそうだ。

「なので、在庫する商品は見たら欲しくなる(要は売れる)ものより、今、それが無くてはツーリングが続けられない。そのような無くては困るパーツやタイヤ、消耗品を重点的に取り揃えているんです。場所が広ければどちらも置けて良いんですけどね。」

 日頃から、スタッフ全員でそんなことを考えている人達だ。
 半年で劣化し始めるような安いだけの在庫タイヤを売るはずもないのは十分承知していた。
 とは言え、今シーズンは残り少ないし、溝は有るだけに無理せずに乗れば何とか乗り切れるだろう。
 四の五の言っても、無い袖は振れないのだ。

 でも・・・おっ、袖が生えてきた。(女房にヤキ入れられるかも知れないが、必要なのには間違い無いし、とにかく買っちまえば、後は何とかなるだろう。)
 これが、AUFWINDマジックか?(これだけ、面倒みて貰ったら買わなきゃならないよな。やっぱし。)

 岡村社長は電話口で待っていた。

 「判りました。交換お願いします。お勧めのタイヤは何ですか?」

 「そうですね。バイクの性格と用途とから考えるとパイロットロードがお勧めですね。」
パイロットロード

 以前はライセンスを取って、公道用バイクを十勝も走ったりしていたが、ネロコルサは明らかにツーリングオンリーだ。
 実は、ミシュランは自分のバイクに一度も履かせたことはないが、パイロットスポーツ(パワーの前身)を履いた知人のバイクには乗ったことがあり好印象を持っていた。
 ちなみに、車は夏冬ともミシュランを愛用しており大変満足している。

 グリップ力だけで言えば、パイロットパワーに軍配が上がるだろうが、これからはロングツーリングを沢山楽しみたいと思っているので、それなりのグリップ力は必要だが、同じくらいにライフも重要なファクターになる。

 そう考えると、パイロットロードという選択肢が最も良いだろう。

 「それでは、お勧めのパイロットロードでお願いします。工賃込みでお幾らですか?」

 「これは、納車整備の範囲内だから無償です。」

 「・・・・・・えっ」

 前に書いたことを繰り返すが、納車整備代は本当に、そこそこのヘビースモーカーが一ヶ月に使う煙草代程度なのだ。

 もう誰がどう考えたって、算盤に合わない。

 更に追い打ちを駆けるように、翌日、岡村社長から

 「やっぱりライトは清掃しても暗いので、取りあえずハイワッテージのバルブに交換します。」
 「そこで相談なのですが、色々考えた結果、もしイエローが嫌いでなければ、対視認性からもイエロー系がお勧めなのですが・・・」

 「宜しくお願いします。」既に、私にこれ以外の返事は無い。

 後日、聞いた。
 「何故ここまでして頂けるのですか?」

 社長曰く、
 「折角、高いお金を出してバイクを買って貰ったのに、何かのトラブルで嫌になったり、事故に巻き込まれたりして、お客さんがバイクを降りてしまうのが一番辛いんです。」

 「だから、自分たちが納得出来るレベルまで仕上げさせて貰って納車するんです。」

 この話を聞いて、「金持ち相手の輸入車ディーラーだから出来るんだろう。」
 とか、「そうやって信用させてから後から金儲けを考えている筈だ。」
 などと、したり顔で言う人も少なくない筈だ。

 自分も読んだり聞いたりしただけなら、間違いなくそう思う。

 しかし、金が勿体ないからと言って、毎日毎日、営業さんがスタッフ全員分の賄いをしている姿や、一台の整備に本当に心血注いでいる姿を見ていると、「いつまでもバイクに乗り続けて欲しい」というただその一点だけで社長以下全員が頑張っているのが、ひしひしと伝わってくるのだ。

 今回はアウフヴィントの宣伝みたいになってしまったが、もし、北海道でBMWやモトグッチに興味があるのなら、是非一度は訪ねてみて欲しい。
 心からそう思う。

 ついに、全ての整備が完了。
 11月3日、納車の日がやってきた。

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納車整備 Part1

2006.11.07/Tue/18:33:32

 「そんなの、あり得ない。」

 アウフヴィントの納車整備内容を聞いた時の率直な感想だ。

 このネロコルサは元々モト・ラボロ(旧GSJ)のHPに委託販売として掲載されていた車両を、岡村社長にお願いして引っ張って来て貰ったものだ。

 こういった経緯なので、納車整備と言っても、精々、輸送中に不具合が無かったか程度を一通りチェックして貰って、実走に問題が無ければ、即引き渡しと思っていたのだ。

 大体、見積書に記載されている納車整備費用だって、具体的な金額を書くのは気が引けるので差し控えるが、そこそこのヘビースモーカーが一ヶ月に使う煙草代程度なのだから、整備内容としてもその程度が妥当だろう。

だから、一週間も待たされるなんて「何故に?」と思ったのだ。

 ところが、納車整備は年点検レベルのフルチェック。
 あのBMWが使うこれ以上何チェックすれば満足かというチェックシートに記載の全項目を全て当たり前のように確認点検されていた。

 これだけでも金額的には大赤字決定の作業量だと思うが、サービスの良いショップならあり得るかな、これは安心で有難いなと思っていたら、この点検はただのスタートラインに過ぎなかった。

 私の目には判らない程度の差だったが、工場長がエキパイの焼け色から圧縮のバランスが狂っているのではと見立て、ヘッドをバラし始めた。
 圧縮比チェックを行い、予想通り、右バンクの圧縮比が落ちていたので、タペットクリアランスや同調を取っての調整を行って貰った。

 その際に、以前、何かの整備の際にパーツを取ったら、セットで一緒に送られてきた新品のロッカーアームがあったらしく、「多少減っているようなので、折角だから新品交換しておきますね。どうせ使わないしね。」・・・って、無駄な作業じゃないのだから、部品の原価じゃなくて、本来の値段で(まぁ、事情を知れば多少の値引きは期待するだろうけど)、多少なりとも商売に結びつけないと拙いんじゃないですか?タダは幾ら何でもでしょう。

 「プラグも変えておきますね。2本だから安く済んでいいね」・・・って、お金取らないんだから、安いも高いもないでしょう。大体、失火している訳でもないのに。

 百歩譲って、ロッカーアームは本当に使う機会が無いかもしれないが、新品プラグは他の車両にも使えるのだから、タダで交換する必要は無いと思うのだが。

 うちも、技術系で喰っている会社だが、確かに工賃(人工)については、元が人件費という固定費なので、良いことではないとは思いつつも、お客様に合わせて価格を抑えたり時には無償で対応したりはしている。

 そういった意味での「損して得取れ」は理解出来るが、個人相手の商売で、仕入れた商品も工賃も無料というのは幾ら何でもやり過ぎではなかろうか。

 「サスはやはり固いですね。セッティングし直した方がよいですね。」
 普通は初期設定にセッティングを戻して、調整方法のレクチャーで終わりだと思うのだが、工場長とメカニックの武井さんが、夜な夜な走り込んで北海道の道に合わせたセッティングを出してくれた。言うまでも無いが、ガソリン代はアウフ持ち。これも普通は絶対あり得ない。

 確かにこんな納車整備をしていたら幾ら時間があっても足りない。
 それでも、時間に見合う実入りがあるなら別だが、間違いなくそんな整備に見合う金額では無い。
 客の立場からすれば、大歓迎以外の何物でもないだろうが、余りの念入りさにこちらの方が逆に潰れやしないかと不安になってくる。

 そんなこんなが続き、納車準備が着々と進められる中、お店の中でコーヒーを飲んでいると、他の常連客とこの季節の走りについての話題になり、その中の一人で最近、K1200Rを買った方からヒーターベストを勧められた。
 周りの常連客を見ると、殆どはこのベストを装着している。
SYSTEM2

 このベストは米国WIDDER社の製品で、基本的には日本では輸入元のエベネゼル社からの通信販売のみであるが、アウフヴィントだけがここから仕入れて日本で唯一店頭販売しているとの事。
 お店のスタッフ全員からも勧められる(ちなみに全員がユーザーだ。)し、実際の使用者からも勧められる位の製品なのだから間違い無いだろう。

 で、肝心の使用感だが・・・「早春、晩秋も走りたいなら、これは絶対、買いなさい。」

 配線加工が必須なのと、ベストから出ているケーブルが、何だが何処かに引っかかりそうな感じで、ちょっとお洒落じゃないなと、実は買う前は少々引き気味だったのだが、結果的には買ってこれ以上無いくらいに大正解。

 配線加工はバイクに合わせて完璧に仕上げて貰えるし、ベストから出るケーブルも、バイクから降りるときに外すことを忘れるくらい走行中は全く気にならない。
 ちなみに、通販で購入すると、基本的にはこの配線加工は自分でやらなくてはならない。
 出来ないことは無いと思うが、やはりプロにお願いするほうが安心だし仕上げは段違いだろう。

 これに、キジマのグリップヒーター(これもアウフヴィント推奨だった。)を付けて貰ったのだが、このセットでこの季節に走ってマジに寒くない。
グリップヒーター

 寒くないどころか、暑くて時々スイッチを切るくらいだ。

 一足先に納車日の話になるが、この日も「納車前のテストラン」と同じルートで厚田の夕日の丘公園(スタートが遅く、帰りが日没後になりそうだったので、浜益までは行かなかった)に行ってみた。
 どうフィーリングが変わったかをテストして見たかったのだ。
 それは何れの機会に譲るとして、ヒーティング効果の話に戻る。

 当日は晴れてはいたが、テストランで来た10月21日よりも最低気温が4℃以上も低く、時間も前は昼間帯、今回は夕暮れ時ということもあって、バイクでは、公園には1組のカップルがいたのみだった。
 彼氏が1100刀、彼女がTDMという組み合わせだった。

 いつもの自販機で飲み物を買って休憩していると、2人はモトグッチを見たのが初めてらしく、向こうから声を掛けてきた。
 フィーリングなんかの雑談をしていたが、聞けば今日が今年の走り納めだという。
 「もう、寒いですからね」、その後も彼氏はしきりに「寒い寒い」を連発していた。

 季節柄、言葉では相づちを打ってはいたが、実は寒く感じたのは、停車後暫くしてカップルと話し始めてからで、走っている間は全く感じなかったのだ。
 正確には、首筋とヘルメットの隙間に入り込む風が少々寒く感じたが、その後、ホーマックで600円弱で手に入るネックウォーマーを使うとそれすら無くなった。

 電熱を用いたヒーティングはベストとグリップだけで、それ以外は使い古しのカドヤの革ジャケットとコミネのオーバーパンツというごく普通の組み合わせなのにも関わらず快適そのものだ。
 何より、厚着をしなくても良いというのは、ライディングへの影響が極めて少ないことを意味するし、首筋が温まるというのは足先や指先など末端の反応も低下しないから、単に暖かいだけでなく、安全にも大いに寄与するのだ。

 走っていて感じたことなのだが、頭が爽やかで首から下が暖かいというのは、変な話だが、夏などに走るよりも季節柄道路も空いているし余程快適だ。これは癖になる。
 お店のスタッフが、春と秋一ヶ月づつ乗れる期間が伸びるよという言葉に誇張は無かった。
 これは、路面に雪さえなければ本当にいつまでも走れる。
 ヒーターベスト&グリップヒーター恐るべしだ。

 注文した時には期待半分だったので、こんなに効果があるとは知る由もなかったが、ヒーターベスト用のコネクタ取り付けと、グリップヒーター取り付けの為、納車は更に一週間延びて11月3日に決まった。

 納車後に何回乗れるか。それだけが不安だった。

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納車前のテストラン

2006.11.07/Tue/01:39:30

 納車目標は10月14日と決まったが、雲行きが少々怪しくなってきた。
 というのも、先方から出荷されるのが10日になりそうで、上手く行っても入るのは週明けの16日になりそうだとのこと。

 まぁ、バイクに限らず、買ったものは誰しも直ぐに手にしたいものだと思うが、北海道の10月はそろそろ冬の足音が聞こえてくる頃だ。
 今年の夏は暑く長かったが、それでも必ず冬はやってくる。一雨一雨降る度に。

 だからこそ、少しでも早く手に入れて走り回りたい。
 とは言え、平日は仕事がある。
 乗れるのは週末のみなので、年内乗れるのはどう考えても2桁は無いから、そのうちの一回逃すのは少々痛い。(この考えは後から間違っていたことに気付くのだが・・・)

 15日の週は週頭から岩手・盛岡に出張が入っており、社長から入荷した旨の連絡を貰ったが直ぐに見に行けない。う~ん、辛い。
 ちなみに、車両はフェリーで苫小牧港に上がり、そこでの引き渡しらしい。
 岡村社長自ら引き取りに行ってくれたとの事。仕事とは言え大変恐縮だ。

 週中にアウフヴィントに遊びに行くが、整備があるので21,22日の納車は難しいから、翌週の28、29日辺りにしたいと言われた。
 正直、「更に乗れる機会が減るのか・・・」とも思ったが、平地工場長から、少々見直したい点があるが乗って危険という訳ではないので、21日には走らせて来ても良いですよと言われ、納車延期はその場でOK。自分も現金な野郎だとつくづく思う。

 その週の仕事は出張の他にも、社の役員会など少々重めのWeekだったが元気にクリア。

 21日に借り出す(買った車を借り出すというのも変だが)為に、開店時間の11時にお店に行った。

 見た目の第一印象は、以前にも書いたがV11 LeMansを見て跨っているだけに、デザイン的には同じイメージなので違和感は無し。
 但し、ゴールドに輝くオーリンズの純正前後サス、GSJのスリップオン、K&Nのエアフィルターなど、自分好みのパーツが小粋に存在感を放つ。正直、格好良いと思う。

 逆に、悪い面はというと、当初予想していたより、外装が少々やれた感じ。
 特に、リアカウルに少々目立つキズがあるのと、右サイレンサーにも擦り傷、紅色のステップパネルにもキズが数カ所といった感じだ。
 とは言え、それは私の勝手な期待が大きかっただけで、2年18,500kmをしっかり走り込んできた個体としては、上々以上の程度だろう。

 社長、工場長始め、皆さんにお出迎え頂き、社長から基本的な操作のレクチャーを受ける。
 特に変わった機構も無く、操作性もシンプルそのもので間違う様なものは特に無い。

 試乗ルート(と言うのもヘンだが)は何処にしようか迷ったが、走り慣れた石狩街道を北上し、厚田を抜けて、浜益のたこ焼き屋に行く往復120kmくらいのルートに決めた。

ちなみに、目的地のタコ焼き屋、ジャンボたこ焼きとしか書いてないので、店名を知らなかったが、調べてみるとドナルドと言うらしい。
ドナルド

 10個入りで500円と量も値段も普通だが、入っているタコの大きさが尋常じゃない。
 正直、大阪人だって腰を抜かす大きさだろう。

 さて、浜益への道は、国道231号線を北上するだけなのだが、海岸線が風光明媚で、気持ちの良い直線路や中高速中心のワインディングも有る札幌近郊では比較的人気のあるスポットだ。
 難点としては、留萌へ抜ける一本道なので比較的車が混んでいるくらいか?

 帰りもそのままのルートを戻ってきても楽しいが、もう少し攻めたければ、摺鉢山から青山-道民の森を抜けるルートや、厚田の街中から当別へ抜けるルート、同じく望来から入るルートなどどの道も飽きさせない。
 今回は、行きは231号そのまま(望来からは風力発電のある海岸側を使うが)、帰りは高速性を見たかったので、望来から当別に抜けるルートを選んだ。

 さて、走り出した第一印象は、ブリッピング時に強めに感じた右に引っ張られる感覚は、走行中には特に違和感を感じさせなく普通に走れる。
とは言え、Breva750よりはずっとトルキーで、元気加減(荒々しさ)も良い感じだ。

 絶対的なパワーは隼やR1などの国産ハイパワー車とは比べるべくもないが、パワーデリバリーも、急激に高まることなしに回せば回すだけ引き出せる感じが非常に判りやすい。

 回転上昇のフィーリングも、3千回転以下の「タッタッタッタッ」という軽やかな感から、3千回転を超えたあたりで「ダラララララ」と、音自体とパワーの両方に力感が強くなり始め、5千5百回転から、燃料カットが始める8千回転迄は「ターーーーーーー」と、十分な力感を出しながら調律が整っていく様が本当に心地よい。
 国産ハイパワー車はこのパワーバンド域に入ると、急に右手の動きにセンシティブになる傾向があり、乗り手に非常な緊張感を強いるが(この緊張感が快感という感覚もあるにはあるが)、V11はその域の躾けが本当に気持ちよく素晴らしい。
 この感覚の良さをもっと強調したいのだが、ありきたりの言葉しか浮かばない。自分のボキャブラリの少なさが情けない。
 ただ、一つ言えるのは、このエンジンフィーリングこそがモトグッチのモトグッチたる所以だと、そう肌で感じた。

 ポジション的には隼に近いが、ハンドルの高さが若干高いのと垂れ角も小さめなので、見た目よりはずっと楽なポジションで長距離にも良さそうだ。
 隼をアップハンに交換している友人がいたが、そのポジションに近い感じだ。
 但し、ステップ位置が若干高い。もう少し低くても良いかなとも思うが、慣れが解決する程度のものだろう。

 コーナーリングは、雑誌等の評価では、縦型配置のお陰でコーナーでの倒し込みは見た目よりずっと軽快と書いてあったが、実際に乗ってみた感触もまさしくその通りで、隼的な図体の割には確かに軽快感があり、S字コーナーの切り返しなども気持ちよく出来る。

 逆にネガティブに感じた面としては、先ずは前後オーリンズだ。
 勿論、決して悪いという訳では無く、良いことには違いないのだが、少々動きが堅いというか、相当に締まったサスというフィーリングだ。
 隼時代にリアにオーリンズを組んだ人から、まるで別世界のような話を聞かされていたので、相当に期待していたのだが、期待が強かった分、普通な感じがして少々残念だ。

 また、ニーグリップ幅がこれまでのどのバイクよりも広く感じた。
 これも悪くはないのだが、走り始めの一番最初に「おっ」と違和感を感じた部分だ。

 次にミッションフィーリング。
 感覚的にはこれが一番ネガティブに感じた部分だ。
 適当にアップさせるとギア抜けはするし、シフトアップの感触が各ギア間でまるで違う。
 2→3速などはピタッと決まらないと左足にお釣りが来、逆に5→6速などは本当に入ったのかといった感じだ。
 シフトダウンにはそんな感じは微塵も無いので、故障とかでは無く構造的な問題なのだろう。
 まぁ、源設計が1964年という40年以上も昔のエンジンだし、きちっと操作すれば問題は無いのだから、これで良しというところか。
 実際、Breva750のシフトフィーリングはアップもダウンもフィーリングが良かったので、新世代のモトグッチはこの問題は解決しているようだ。

 もう一つはライトの暗さ。
 丸1灯と古典的レイアウトなので、暗いのは仕方無いのだが、トンネルでもライトが点灯しているかどうか判らないくらいに暗いのは少々問題だろう。
 昨今の虫みたいなライトデザインより、この丸1灯デザインに惚れていたので、覚悟の上ではあったが、お金が出来たらHID化して対策しよう。
 ちなみに、社長からはラフ&ロードのハイブリッドHIDが加工無しで付きそうだよとアドバイスを貰った。Webで見ると確かに中々よさそうだ。お金が出来たら入れようと思う。

 最後はレブリミットだ。
 これをネガティブというかどうか難しいところなのだが、先も書いた通り、5,500rpmから非常に快調に回りだし、パワーが高まって一気に8,000rpmを超えようとしたら、きなり燃料カットされてしまう。
 一言で言えばレッドゾーンが低いという事なのだが、良い感じで回り切ろうとするだけに、もう1,000rpm、いや、500rpmでも上乗せ出来れば更に幸せな時間が続くのだが。
 だが、そうすると本当にバルブサージングが発生して曲がってしまうとのこと。
 エンジン回転に苦しさが混じり始めてのカットならともかく、本当に快調に突き抜けそうといった途端の燃料カットなので少々辛い。(だからこそ、レブリミットを付けている意味があるのだと頭では理解しているのだが。)

 これ以外にも好ましくなく感じた部分はあるが、先の3点同様、パーツ交換で対応出来たり、慣れが解決する程度だったり、節度ある操作をすれば出なかったりといった程度だから、乗るのが嫌になったり億劫になったりするような由々しき問題はなさそうだ。

 走り自体は、公称91psと昨今のSSの半分しか無いのに、想像以上にいけるというか、事実相当に速い部類だと思う。

 実際、帰り道、前を行くCBR1100XXと少々絡むことになったのだが、少々走ってから雨が降り出したのと、タイヤに不安があったことから、無理せず退くことになりはしたものの、スポーティな走りを十分に堪能させてもらえるポテンシャルはあった。
 まぁ、上手い奴が操れば、あのコンディションでも勝てたのではないか。
 そう思える程度には速い。

 ショートツーリング自体は、少々雨にも当たってしまったが、120kmを十分に楽しんだ。
 細かな問題はあったが、そんな些細なことはどうでも良いくらいに至福の時を過ごせた。

 素人考えだが、これだけ走れる車両に特に不具合は感じないし、一週間も納車を延期する必要ってなんなんだろうと素朴に思った。

 まぁ、平日には仕事で乗れないのだから問題は無いのだが。

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愛車決定

2006.11.04/Sat/04:20:46

 MotoGuzziに心が動き始めた頃、アウフヴィントに車検を取る一台のV11 Lemansが入庫してきた。
 そのオーナーとは面識が無かったが、「モトグッチに興味があるのなら、エンジンに火を入れて跨いでも良いよといってくれてますよ」と岡村社長から聞いた。

 とても嬉しいお話なので、お言葉に甘えて跨らせて頂いた。
 自分の最初の印象は、「隼に近いが、それより楽で悪くないな」であった。

 が、「何だか辛そうで、貴方に似合わない」同行した妻の即座の一発がこれだった。
 突然の一撃。
 来ると判っていてそれに対する準備が出来ていれば、多少のことは堪えきれるが、一瞬の隙を見逃さない、ボクシングに例えれば、アゴの先端を掠めるようなスマッシュヒット!
・・・これは効いた。

 大体、自分自身を客観的に見るのは難しいものだし、初物に触れて迷いがある中、もっとも身近に人にそう言われると、「うーん、そ、そうかな」と弱気になってしまう。

 エンジンのリアクションやサウンドが、先に試乗したBMWのRシリーズのトルク感とBreva750のフィーリングをミックスしたものと予想していたのだが、それより何より荒々しさと迫力が漲っていた感が強く、「果たして、扱いきれるのだろうか・・」と、ちょっと自信喪失といった感で、問い合わせをしようと密かに思っていたモトラボロのV11 Lemans NeroCorsaは一旦見送ることとなった。

 さて、再度リセットされた愛車選びだが、他に見回すとK1200R以外にこれといったものが無い。

 最初の頃に気になっていたZZR1400にもいつの間にか心がときめかなくなってしまったし、一応は期待していたGTR1400も大艦巨砲主義の固まりのような風情で、ちょっと乗ってみたいとは思うものの、永く愛車にしたいといった感は無い。

 仕事が一段と忙しくなったお陰で、時間だけが経っていくが、そんな中でも、やはり気になるのが一旦は見送った筈のV11だ。
 会社の休み時間となると、ほぼ毎日のようにモトラボロのHPを見に行っていた。
 まぁ、そんな頻繁に変わる筈が無いのだが。

 ある日、突然、中古車情報の更新日付が変わっていた。
 「あっ、売れてしまったか・・・」と恐る恐る開いたら、新たな車が登録されただけで、V11 Lemans NeroCorsaは掲載されたままだった。

 安堵すると同時に、ようやく自分の本当の気持ちが判った。「本当にこれが欲しいんだ。」

 心は固まったものの、中々時間が取れず、実際にアウフヴィントから見積書を頂いたのが決心してから2週間余り経った9月24日、実際に注文したのが9月28日だった。

 振り出しに戻り、翌年持ち越しかと思われた時期愛車選び。
 それが急転直下、年内確定。

 まぁ、バイクに限らず、私のモノ選びは、例え家や車などの高額商品でも全く変わらない。
 自分らしいと言えば、今回も、らしい選び方だったなと思う。

 思い返せば、会社を始めた当初、維持費すら払うことが出来ず当時乗っていたレジェンドを二束三文で売り払い、営業用にと中古のパルサーのディーゼルを購入したところから車人生を再スタート。
 数年おきに、どちらも中古ではあったが、U13型ブルーバードSSSリミテット、、33型レパードFourと順々にステップアップし、年商で所期の目標をクリアした自分へのご褒美として、次は輸入車を買おうかと思い立った。

 過去2台が4駆だったこともあり、第一候補はアウディA6。
 商談にアウディのディーラーに向かう途中、折角だから色々比較してみようと、全く買う気もないBMWディーラーの国際興業に立ち寄り、展示していたE39型の530を試乗することとなった。

 A6は1年ほど前に機会があって試乗していたので、良さは知っていたつもりだ。
 それは、今までの車と比べると様々な面でも総合的にも良いという、何処かのCMではないが、比較すると良い感じだ。

 だが、530は、車としての資質がまるで違った。
 エンジンフィーリングやハンドリングなどが、これまで経験したことのない別世界の素晴らしさで一目惚れ。
 結局、アウディディーラーに行くことすらなく、530をお買い上げ。
 それ以来、BMWは3台乗り継ぎ、妻用にと206CCからアルファロメオ147とすっかり輸入車の魅力にどっぷり浸かってしまった。

 それまで、輸入車なんてものは、国産車と比べて排気量の割に馬力が小さく、そのくせ値段が倍くらい高い。
 要は、性能で選ばれる訳ではなく所有欲を満たすだけのもの、有り体に言えば金持ちの見栄の道具位にしか思っていなかったが、実際に生活の中に入り込んだBMWやラテン車たちは、その性格付けやアプローチは正反対に近いくらいに異なるものの、どちらも、思い通りに走れる。それでいて普通に走っていることが何気に楽しい。

 話は変わるが、今年は結婚10周年記念の年。

 妻と海外旅行に行こうと言うことになり、当初は、新婚旅行を皮切りに何度も行って勝手知ったるハワイでのお気楽旅行のつもりだったが、以前から「いつかは海外移住。第一候補はオーストラリアが良いな」と言っていたことを思いだし、それじゃ下見兼ねてと、急遽、オーストラリアに行くこととなった。

 この写真は、その旅の途中で撮った2台の車。
マスタング

コルベット

 コルベットとマスタング、どちらもアメリカを代表するスポーツカーだ。
 で、気づいただろうか。両方とも右ハンドルだということを。

 オーストラリアは大英帝国の一員なので、日本と同じ左通行、右ハンドルだ。
 日本でもコルベットやマスタングは走っているが、殆どが左ハンドルだろう。

 現地の人にオーストラリアは右ハンドル車だけしか走れないのかと聞いてみたら、意外に「そんな規制は無い。」と言う。だが、「左ハンドルなんて、左通行の国では不便なだけだから、誰も欲しがらない。」らしい。
 そりゃそうだろう。それが論理的で常識的な考え方だ。
 ちなみに、我が家では通算で5台の輸入車を乗り継いでいるが、当然、全て右ハンドル車だ。

 以前、何処かのテレビ番組で日本での左ハンドルについて触れ、ある専門家が、左ハンドル車は路肩の距離感が掴みやすい。だから駐車とかしやすいので、本当は初心者にお勧めしたい。」なんて話をしていた。
 この専門家は確か輸入車関係の人だったと思うが、駐停車時の徐行や停止に近い速度においてすら、まともに車幅感覚すら掴めないような輩に免許を交付すること自体がまず問題だろう。
 
 駐車のためだけに、他の走行感覚では圧倒的に不利な左ハンドルを「初心者にこそ乗って欲しい」なんて正気の沙汰ではないし、それを垂れ流すTV番組もどうかしている。

 これとは別に、左ハンドル車を選ぶのは、日本向けにデチューンされた仕様ではなく、本国仕様を味わいたいのだと聞かされたことがある。
 でも、ちょっと考えれば、それは矛盾していることに気付くはずだ。
 何故なら、路面状況、平均気温、湿度、使用されるガソリンのオクタン価や成分等、国によってあらゆる条件が異なる。
 メーカーは当然、輸出国それぞれの環境、事情に合わせてセッティングを変更して、最適化を図ってくるのであって、ガソリンなど、諸条件が本国と異なる日本において、本国仕様とやらが本国と同じの性能を発揮する訳がないことを理解出来ないのだろうか。
 ちなみに、それを宣った者は、古いジャガーの左ハンドル乗りだった。深すぎて私には付いていけない。

 そう言えば最近、ある国産メーカーから、半自動的に縦列駐車が出来る軽が出た。盛んにCMを打っているようで、TVでちょくちょく見かける。
 だが、人の操作次第で人命に関わるような車などに対しては、一定以上のスキルを毅然と求めて然るべきであり、技量を不必要に低減することを目的とした補助装置などを、マーケットの拡大のみを目的として販売するのは「作り手の良心として絶対やってはいけないこと」だと思うのだが。

 さて、日本で左ハンドルが売れるのは、「左ハンドル=輸入車っぽい=見栄えが良い」の一点だろう。

 要は、アメリカのGMやフォードも右ハンドル車が無かったのではなくて、日本人のそういった性癖を熟知しているからこそ、左ハンドルのみを売っていた訳だ。

 メルセデスにおいても、S500やS600などの最上位車種に左ハンドルしか用意しないのは、この狭い国土で実力を発揮させる場など皆無な排気量を選ぶ者は「論理的且つ常識的な思考」が出来ない小金を持っているだけの愚か者であり、そういった者共は左ハンドルを相変わらず信奉するだろうということが透けて見えるということなのだろう。

 同じ日本人として、そういう思われ方は大変悔しいが、結果がそうなのだから仕方ない。
 とは言え、「楽しい車など一度も考えたこともなく、いつも考えているのは安全な車とは何かだ」と豪語するベンツ社の姿勢として、左ハンドルしかないグレード、それも主力に近いグレードを、本当に生産していないのならともかく(それでも問題ではあるが)、営業的な事由のみで販売しているというのは、あまりにお粗末としか言いようが無い。

 要は、殆どの国産メーカーも、相応の輸入メーカーも、カスタマー側のレベルに合わせた車作りをしていただけってことか。
 多くの日本人にとって、車はカタログ(数値や機能)で選ぶモノであって、自分自身の感性を信じて選ぶモノではないのだろう。

 それにしても、今改めて考えると、BMWは最上位車種にもちゃんと右ハンドルをリリースしている。
 これまでは無かったM5にも新型から出すようになった。
 流石にMには手は出ないが、こんな姿勢を極めて高く評価しているので、今後も是非とも継続して欲しいと心から願っている。

 さて、相変わらず横道まっしぐらのブログだが、取りあえず、次期愛車は、MotoGuzzi V11 LeMans NeroCorsa (それにしても長い名称だ) に決まった。

 納車目標は10月14日。

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