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自民惨敗・民主大勝、しかし・・・

2007.07.31/Tue/03:41:01

承知の通り、7月29日(日)に投開票された第21回参議院選挙は民主60議席、自民37議席という民主大勝、自民惨敗という結果に終わった。

「この勢いで衆院を解散・総選挙に持ち込む」と民主幹部は意気込んでいるようだ。

果たして、本当に言われているほどの大勝だったのか。

私なりに分析してみたい。

勝因の第一は小沢一郎が徹底的に一人区での勝利に徹底的に取り組んだことだ。

2年前の衆院選で負けた後、小沢は参院一人区で勝つことが最も重要だと考えた。

小沢は以前から、民主の議員は仕事をしないと言い続けている。
これは、議会活動のことを指しているのではなく、地元で個人後援会を立ち上げ拡大していくことが出来るか、これが最も重要な仕事と言い続けているのだ。
確かに議員は当選して初めて議員であって、落選した議員は、借金だらけの無職なのだから。
民主の議員は労組だのみの選挙が多く、自民の議員のように地元後援会中心での選挙が出来ていない。要は地元に浸透していないということを嘆き続けてきた。

その分、今回の参院選では1人区の地元を徹底的に分析し、集中的に活動した。
それが結果として現れたのだ。


勝因の第二は、情報統制を成功させたことだ。

これはあらゆる方面からの情報を総合した私の認識だが、赤城の問題も年金の問題も現時点で判明していることの殆どを遥か前の時点で掴んでいた節がある。

共産あたりだと、鬼の首を取ったがごとく全てをぶちまけるところだろうが、小沢はそんな馬鹿なことはしない。

議会でのパフォーマンスなど、実は全く得票につながらないことを理解している小沢は、この情報を参院選に最大限活用する方策を練りに練った。


人間は誰もが失敗をする。
日本人はこの失敗するということにおいて、自分への損得はさておき、比較的寛容な民族だ。
しかし、失敗と「信用できない」とでは全く話が違う。

赤城問題も年金問題も一発花火だったのでは、ここまで国民の不信感を醸成することは出来なかっただろう。

衆院と異なり、参院は会期延長等で数週間のずれはあったとしても、確実に選挙日は読める。
この選挙日をD-Dayとして、きちんと情報統制を行い、注目を浴びそうな情報を敢えて、小出しでマスコミにリークした。

これにより、当然マスコミは騒ぎ出し、政府はそれに対し閣僚や官僚(社保庁やその上の厚生省)を守るための弁明をしなければならなくなる。

これを最大限利用した。

問題発覚 → 弁明 → 新事実発覚 → 苦しい弁明 → 致命的な事実発覚 → 嘘にしか聞こえない弁明

といった構図を作り上げた。

サッカーで言えば、ゴール前での混戦でポンと入ったような偶然の産物ではなく、考え尽くされたセットプレーからの得点だったのだ。

敢えて言えば、久間がやらかしてくれた「核はしょうがない」発言程度が予想外のオウンゴールだったのではないか。
しかし、これは良い例で、一時はどこでも取り上げられた大きなネタだったが、選挙戦では全く相手にされなかった。
一発ネタとは得てしてこういうものなのだ。

しかし、話は最初に戻るが、本当に大勝だったのだろうか。
民主党 39.47% 20議席
自民党 28.08% 14議席
これは、比例区での結果だ。

私は民意というものは、マクロ的で判断すべきだという見地から、全体議席よりもこの比例を重要視している。

これだけみると負けは負けだが、民主に対して70%の票は取っているのだ。

しかし、選挙区をみると
民主党 40議席
自民党 23議席
と6割にも満たない。

これが、勝ち負け明暗くっきりな選挙区の怖さなのだ。

もし、比例区と同じ支持率(民主に対して7割)で議席が取れたとしたらどうなるか。
他の政党もあるが、ここは両党が確保した63議席を対象に考えると、
民主党 35議席
自民党 28議席

選挙区・比例区を合わせると、民主55議席 対 自民 42議席と、民主の勝ちは揺るがないが、今回の民主60議席 対 自民37議席とはインパクトがまるで違うだろう。

実のところ、民主は小沢の綿密な計算と自らを身を粉にした実行により、奇襲に近い形で持ち込んだ選挙戦ながら、大した対策も持たずに2年前の大勝を引きずり気味ですらあった自民党につけられた差はこの程度だった。
議席の上では大勝であったが、それは選挙制度のお陰であって、支持率の差は獲得議席ほどでは決してない。

小沢はこう考えているに違いない。

さて、
民主幹部が意気込んでいる「この勢いで衆院を解散・総選挙に持ち込む」はどうだろうか。
持ち込める確率は相応に高いだろうと思う。

しかし、民主党幹部が期待するほどの大勝は絶対無いと断言できる。

但し、BMW好きのテニス坊やが当選するほど名簿が足りなかった前回選挙のようなことにはならないので、民主が議席を伸ばして(取り戻し)、自民がそれなりに減らすのは間違いないが、これはある意味、前回の出来すぎた分が調整される程度の話であって、参院のように民主が第一党に躍り出て政権交代などは起こりえないのだ。

何故なら・・・

・ 戦術的な仕込みが十分に出来ていない。

・ 選挙区の違い。

この2点が余りに大きい。

一点目は、要はネタ不足、仕込み不足ということだ。
今更、年金や赤城(政治とカネ)を持ち出しても新鮮味はなく、結局、民主は自民を口撃
することしか出来ないのか?という流れが見えてくる。

だからこそ、「年金とカネは参院基盤で実行段階です。今の問題はこれです。やっぱり自民は拙いでしょう?」といった衆院に向けた仕込みが今時点では時間的に厳し過ぎる。

二点目は、致命的な差だ。
参院は選挙区といっても都道府県単位でサイズが大きい。
しかし、衆院は同じ一人区でもエリアはもっと小さいので、違った選挙戦が必要になってくる。言い換えれば地元とより密接に繋がっていない候補は勝てない。
地方では、政党ではなくその個人に世話になっているか否かが大きな判断基準なのだ。
小沢出身の岩手を見れば良く判る。


先に書いた「小沢の苦悩」そのままで、この地元での密着度では、自民には今時点ではどう足掻いても勝てない。

結論。

今のムーブメントを、炭火のごとく1年以上消さずにしかし小さい火で燃やし続け、その間に徹底的な準備をすれば民主に本当の勝ち目が出てくる可能性はあるが、今年の11月や来年の1月など短絡的に衆院選に持ち込んでしまえば、結局、自民の壁を崩しきることは出来ず、衆院は自公、参院は民主という捩れが暫く続くだけだろう。

短期決戦での唯一の解決策は、自民の派閥に手を突っ込むことだ。

民主内の亀裂の温床となっている「自治労出身あたりの極左議員」を切り捨て、代わりに谷垣派を引っ張り込む。
ここまでドライにメスが入れば勝ちも見えてくる。

さて、どうなることやら。

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